Patch8番勝負其の壱『11人の嫉妬する男たち~11 JEALOUS MEN~』
やっとのことで8番勝負を見始めました。
そもそもPatch8番勝負とは、
What's「Patch8番勝負!!」??
結成3年目となる2014年5月より、俳優としてさらなる成長と飛躍を目指し、
新たな演劇計画に挑むその名も「Patch8番勝負!!《パッチパチバンショウブ》」。
8カ月連続で8人の劇作家と8本の演劇を上演します。
という企画だったらしいのだけど、2016年に入ってからPatchを調べ出したわたしにはわからないことだらけだった。
上記の公式サイトにあらすじやキャラ名が載ってないので内容がさっぱりわからない。DVDはもう売っていなかった(2015年まではあったっぽい?)ので見るすべもない。そして公演名でググっても感想ブログ等がほとんど引っかからない。
そもそもPatchの公演の感想ってあまり見つからないんですが、わたしの探し方が悪いのか…?手軽だし、本人たちにふぁぼられるという特性からtwitterで感想言う人多いなってイメージはあるんですが、もし考察ブログとか書いてる方がいたら読んでみたい。twitterは速報性はあるけどあとから探すのが大変…そういう時代と言われればそれまでだけど…。
それぞれの劇作家さんのファンの方のブログをいくつか読んだのだけど、Patchは初めて見たって方がほとんどで「メンバーの誰々がこういう役なのが珍しい」とかそういう感想はあまり見つからず、結局どういう話かわからなかったりして。
もう見るのを諦めてたんですが、パチ合戦会場でまさかのDVD再販売!再版ではなかったので中途半端に余ってたのを出してきたっぽい。思わず「机の上端から端まで全部ください!」って言いました。同人誌即売会か。近藤くんが物販にいたんだけど、総額が暗算できずえーっとわからん!って言われた。だから同人誌即売会か。
他にも色々グッズ買えましたありがとうございました、近藤くん戸惑わせてごめんなさい。
そんなわけでやっと見れるので、自分用メモも兼ねて簡単な感想書いて行こうと思います。
其の壱『11人の嫉妬する男たち~11 JEALOUS MEN~』
作演:たかせかずひこ(ババロワーズ)
5月18日(日)18:00/19日(月)19:00
森ノ宮ピロティホールサブホール
ババロワーズさんの公演は未見です(中之島文化祭でちょっと見た)
全体的にエチュード部分が多いからか、1時間程度のつもりで見始めたら2時間でびっくりした。どんだけ伸びるねん。
第1話『ホスト・バトル』
龍平:井上拓哉
真琴:吉本考志
人気ホストの龍平が同じくホストの真琴の話を真面目に聞かない、それだけの話。冒頭の謎ダンス笑った。幽悲伝のパンフでたくちゃんとたかしくんが仲良いって書いててそうなのか意外だなって当時は思ってたんだけど、コメンタリ聞くとここからだったんですね。そういうエピソード好きだからみんなもっと二人芝居やってほしいし月イチでいいからボクパチ復活してほしい。
磯兵衛とか観音の流での、たくちゃんの人をわざとらしく馬鹿にしたような話し方うまいなぁって思っていたらここでも遺憾なく発揮されていた。腹立つけど憎めない感じ。たかしくんはやっぱり叫んでいた。これ2017年に見てるからそういう感想になるんだけど、当時ホスト姿のたくちゃんは衝撃だったんだろうか…気になる…。
第2話『KARAOKE MEN 2014』
青木:杞山星璃
有吉:山田知弘
河島:松井勇歩
野島:竹下健人
カラオケでダメな男達が合コンの事前打ち合わせしてたらあれこれ揉めて空中分解する話。元は女の子達の話だと聞いた。
全員関西弁だし服も普通で年相応のキャラクターで、途中からこれ演劇か?本人たちの日常会話を覗き見してるだけじゃない??という錯覚を起こした。星璃くん演じる青木がツッコミではなく人の話を聞かないキャラだったけど、あとの三人はほぼイメージ通りだったので余計にそう思う…からの、野島のクズっぷりにめっちゃ笑った。竹下くんは真面目キャラね、わかるわ~ってとこからひっくり返された…いいねああいうキャラ。最終的に全員土下座する羽目になるの好き。
カラオケの曲のチョイスもリアルだったけど、ゆずの「雨のち晴レルヤ」が流れた時はあぁそうかこれ2014年だもんなって微笑ましくなった。観音見た時も思ったけど、メンバーによる朝ドラいじりが可愛い。
第3話『メイクルーム』
カオルコ:三好大貴
レナ:村川勁剛
ミカ:岩﨑真吾
男①(回りくどいし自分で決めない):中村圭斗
男②(ちょっとあざといけどかっこいい):松井勇歩
男③(ラブホ街をこそこそうろうろ):中山義紘
男④(物理的に強引すぎる):竹下健人
男⑤(社員に昇格するバイトリーダー):吉本考志
男⑥(一回だけ!一回でええから!):中村圭斗
男⑦(だーりんだーーりーーん):井上拓哉
メイクルームで合コン前の女の子達が好きな男のタイプについてダベる話。最終的に、第2話のダメな男達の合コン相手だということがわかる。男たちは全員女子三人の妄想で、()内は自分用メモ。
あれは確かSPECTERを見た数日後、Patchの顔と名前がまだほとんど一致しない中にこれがRTで流れてきて
【岩﨑•三好•村川】
— 三好大貴(劇団Patch) (@patch_run) 2015年3月31日
僕たち実は女なんです! pic.twitter.com/2y2La8muU3
いやいや若手俳優に女装はつきものだけど、SPECTERでの格好いい印象速攻上書きさせてどうすんねん!って思った覚えがある。
真ん中の子だけクオリティが高いから、この子実はサークラで左右二人を利用してる感じかな…?と勝手に想像していたんだけど実際は真逆だった。カオルコ先輩、男の趣味がアレすぎるしおちょくられるし最終的に泣いちゃうのとても可愛い。パッと見すごいビジュアルをしているミカちゃんが動くととても可愛らしくて男の趣味もいい。レナちゃんは見た目通りかな~かなり肉食系女子。
ファンタジーだったり時代物での女役はよくあるし見るけど、こういうリアルな現代劇で男への不満を台詞として言うのって役者はどういう気分になるんだろうな、って思ってたらコメンタリでその辺にも触れられていた。もはや自分じゃなかったらしい。そうなるよなぁ。
第4話『イマカレ・モトカレ』
シンゴ:中山義紘(くみこ)
今泉(元カレ①):中村圭斗(くみってぃー)
元カレ②:三好大貴(くーみん)
元カレ③:岩﨑真吾(くみっぺ)
元カレ④:山田知弘(くみーん)
元カレ⑤:杞山星璃(くみくみ)
主人公が彼女に会いに行こうとしたら次々と現れる元カレにウザ絡みされる話。()内は彼女の呼び方。この話だけは稽古場でのエチュードから生まれたオジリナルだそうで。
第3話でもそうだったけど中村圭斗のウザいダメ男キャラが素晴らしすぎて本当にウザい。ちょっと頭のおかしい天性のヘタレキャラ最高におもしろい。コメンタリでもこういうキャラ開花したな!って言われてたので、生でこの空気を感じたかったな…惜しいな…。
最終的にモトカレンジャー五人VSシンゴという構図になるんだけど、一人でも全然負けないよしくんはすごいな…あとコメンタリが色々と辛辣で笑った。失敗(今回の場合山ちゃん)に厳しいよしくん。
全体的にみんな若いな~可愛いな~という印象が大きい一作。
Patchにハマってから見れるDVDを滅茶苦茶な順番で見てきたせいでそれぞれの成長とかはよくわかってなかったんだけど、ここから順番に(といっても其ノ弐がDVD化していないのでいきなり一ヶ月分飛ぶ)見てその辺も感じていきたいです。
感想絵も描こうとしたんだけどいきなりはりきりすぎた。
こんなペースで書いてたら一年経っても見終わらないのでやめます。
観劇まとめ2016
どこにも感想を書いてないやつもあるのでざっと振り返る。
・01/16 晦日明治座 納め・る祭(梅田芸術劇場)
年末に東京明治座でも見たのだけど、二階から全体を見たら階段状のセットが思ったより広くてびっくり。恐竜のバラードが更に好きになった。そこそこ色々見てるはずなのに三上真史が全然死なない件。
・02/06赤×坂全国ツアー2016「東京物語」(岸和田市立浪切ホール)
直前にYoutubeで過去3公演が配信されていたのが見に行ったきっかけ。映画には詳しくないのだけど、東京物語が見たくなった。お二人とも本当にうまいなぁ…。
・02/14 Patch a Building 101「オンタマジャクシ」アダルトチーム(フジハラビル)
ヤングチーム見に行かなかったの一生後悔する。小劇場は怖いものだという私の壁を壊してくれた。中山義紘推しが固まった日。
・03/03 スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」(大阪松竹座)
THE・エンターテイメント!めちゃくちゃ楽しかったし、海軍コートの正義の文字に泣いた。再演行きたいなぁ…。
・04/20・22・25 Patch stage vol.8 浮世戯言歌劇「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」高尾山地獄修行編(ABCホール)
22日がマチソワだったので計4回。今年は2.5舞台は控えようとか思った矢先に破ってしまった。メイトイベで直接買ったり手売りに行ったり当日券だったり、とにかく直前でいっぱい増やしたな~もうひたすら楽しくて!
・04/24 手裏剣戦隊ニンニンジャーファイナルライブツアー2016(オリックス劇場)
一応観劇カウント。磯ミュの合間に行ったのでこの頃ずっとワッショイワッショイ言ってた。花純ちゃんの挨拶に号泣。
・04/29-05/01 中之島春の文化祭(ABCホール)
ブロック券と悩んだけど、気になる団体が多すぎて2日とも当日並んで通し券。ここで初めて名前を知って、その後見に行った劇団もある。ちょっとスケジュール無理矢理だったんだけど行けて良かったー!
・05/10 舞台「刀剣乱舞」(ライビュ)
ライビュだけど観劇扱い。あまりの熱量に実際に劇場で見た気分になった。原作をあまり知らずに行った2.5舞台は初めてだったんだけど何の問題もなかった。燃えるのもそうだけど、末満作品における少年の絶叫が好きだなぁと実感。ライビュでトチる納谷可愛い。
・05/25 タダミライブ(道頓堀ZAZA HOUSE)
笑いすぎて死ぬかと思った。女子に人気な人、って感じだった勁剛君のイメージが135度くらい変わって、リーダーかっこいいよリーダー!って一気に好きになった。ああいう勁剛くんもっと見たかった。新規ファンとしてはギター弾くらんくんとキーボード弾く勁剛くんとリフティングする松井さん全部見れてとてもありがたかったんだけどMVPは完全に彼氏探しにきただけのよしくん。
・05/29 ゲームコロシアム~劇団Patch×プリマ旦那河野~(道頓堀ZAZA HOUSE)
4日経たずにまた笑い死ぬかと思った。どのゲーム(?)も展開が神がかっていてみんなキャラが立っていて、こういうのPatch全員でやってほしいなーって思ってたのでパチ合戦嬉しかったです。ボール三兄弟が忘れられん。
・06/04 クロムモリブデン「翼とクチバシもください」(HEP HALL)
公演自体は知ってたんだけど、TLでのあまりの評判に気になって行ったらすごかった。言葉の意味はわからないはずなのに伝わる台詞と劇場が崩れるかと思う音響。ギン!ガン!テッスンタサンテン!常滑川さんのビジュアルがとても素敵。
・06/17 キャラメルボックスfeaturingD-BOYS『また逢おうと竜馬は言った』White(新神戸オリエンタル劇場)
面白くないわけがなかった。初めての会場で、客層もちょっと違ったし、何より初キャラメル。テンポよく、わかりやすく、たまに時事ネタ。がむしゃらに頑張る若者三津谷よかった。めっちゃちょこまか動くのすごく好き。ブラックも見たかったなー。
・06/30 キム・ジョンウク探し~あなたの初恋探します~(サンケイホールブリーゼ)
RENTで見て以来、「ミュージカル役者」の村井良大に演ってほしかった系の舞台。村井さんは特撮とか2.5系とかるひまとか何を演っても自然で上手いんだけど、こういう少人数だと細かい演技が光る光る。一人二役、がほんと違うキャラで、たしかに衣装は違うけど声も歩き方もクセも全部「自然に」違う。来年もできるだけ追いかけたい。
・08/14-15 Building202「アワーベイビー」(インディペンデントシアター1st)
このブログ始めたきっかけ。詳しくはこっち。
・08/19 「キンキーブーツ」日本版(オリックス劇場)
歌えるし踊れるとは聞いたことあったけどここまでとは!三浦春馬!!ドラァグクイーンの可愛さも力強さも妖艶さも素晴らしかった。春馬にはヘドウィグ・アンド・アングリーインチをやってほしい。曲もいいしキャストのレベルが高いしセットも衣装も派手、たまにでいいけどやっぱりこういう舞台も見たいなー。あとやっぱソニンは本当に上手い…
・08/20 だ~てぃ~び~汚れたテレビ(ABCホール)
思ったよりはダーティではなかったんだけど、この2016年というメディアが荒れに荒れた年に見た意味はあったと思う。これからもわたしは自分で見たものしか信じない、のスタンスを保ちたい。嘉手苅くん可愛かったよ。
・09/03 舞台「ホイッスル!BREAK THROUGH-壁をつき破れ-」(シアター1010)
わたしの中高時代は笛!と音ゲーで成り立っていたので色々と感慨深い。制作とかキャスト(というか一部登場人物)に思うところはいっぱいあったけど、蓋を開けてみれば原作に忠実で丁寧に作られていた。悩みつつもPatch3人出てたからって行ったけど、思い返すとあまりあの3人に注目はせずに全体を見てた気がする。武蔵森が好き。
・09/13 『劇団対抗コントバトル~ゲキバト!!#4~』(ロフトプラスワンウエスト)
東京のロフトが好きなので大阪の方もいつか行きたいなーって行ってたらまさかのPatch関係で。あまり飲み食いできるタイプの公演ではなかったからまた別の機会にも行きたい。磯ミュ前だけどPatch何するんだろと思ってたら案の定筋肉だったけど、それに新入生納谷がズバズバつっこむのがテンポ良くておもしろかった。
・09/17-18 マハゴニー市の興亡(KAAT神奈川芸術劇場)
3ステ。安い席に座ったはずなのに推しの背中が足元に転がってきた。KAAT×白井晃×山本耕史、やっとKAATで見れた。ちゃんと感想書きたいんだけどうまく言葉にできない…。いやほんと、久々の推し舞台という点を差し引いても素晴らしかったんです。これからも推しさんの舞台は内容に関わらず全部行く。
・09/19 舞台「瞑るおおかみ黒き鴨」(森ノ宮ピロティホール)
基本的に知ってる顔ばかりで、殺陣も美しく、キャラの関係性も演出も好きなんだけど歴史モノの西田脚本はどーにも解釈違いを起こしてしまうので、なんだか惜しい!って思いながら見ていた。ほんと惜しい。でも好き。
・10/20・21・22・24・25 Patch stage vol.9 浮世戯言歌劇「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~天晴版」(ABCホール)
6回。なんか最終的には、磯ミュ見ない日があるなんてありえない許せない…の域に達してたけど別の支払いが立て込んで物理的に全通ができなかった。23もフォロワーさんとご飯食べるためだけにABCホールには行った。いやほんと、ほんっっっと楽しかったよ磯ミュの秋。
・10/30 劇団壱劇屋番外公演「独鬼」(シアトリカル應典院)
やっと行けた壱劇屋さん。始まった瞬間にうわこれ絶対好きなやつやと確信したままクライマックスまで駆け抜けて号泣。ノンバーバル初めてだったと思うけど気にならないもんなんだなー。来年の連続公演楽しみ。
・10/30 久馬歩責任編集月刊コント10月号(よしもと漫才劇場)
チケットよしもとの利用率がやけに高い2016年。なるほどこういう構成なのかーって途中で気付いてからは伏線がつながるのが楽しかった。誕生日にお笑いの舞台に立っていた松井さんは輝いてた。
・11/05 アキナとPatch vol.2(道頓堀ZAZA)
1回目は行かなかったので初アキパチでした。あの中だとシンプルだけど「SHINGO」が好き。即興コント対決で笑いすぎて椅子から落ちるかと思った。でもどんなコントにも勝る真吾くんの天然エピソードほんますごい。
・11/24 ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」烏野復活!(梅田芸術劇場)
こんちゃんが普通にかっこよくて何故か悔しい。梅芸って広すぎない?って思ってたけどほんとに舞台上が広すぎた感じ。そこそこ前方列だったのであまりプロジェクションマッピングは見えず。エアーサロンパスの匂いを結構くらった。ラップバトルにびびった。
・12/17 THE ROB CARLTON 12F「THE WILSON FAMILY」(HEP HALL)
兄弟たちのドタバタ可愛かったし、めちゃくちゃ強い父(川下さん)の説得力がはんぱない。わたしもハミルトンのチケット欲しい。「なんだかレミゼ一幕ラストみたいだなー」「わ、ワンデイモア!」で一番笑った。凝ったチケットがなんだか嬉しい。
・12/28 「RENT」来日公演(東京国際フォーラム)
旧演出版だったので、かつての推しさんと似た衣装で似たセットだったのがとにかく嬉しい。やっと見れた。みんな歌うまいなーとパンフ見たら若い人ばかりでびっくりした。海外作品に興味なかった自分がついにオール英語な来日公演を見に来るまでになるとはなぁ…と感慨深くなる年の瀬だった。
・12/31 「劇団Patchで年忘れ!紅白パチ合戦2016〜前前前世から千千千円と決めてたよ〜」(森ノ宮ピロティホール)
しっかり席に座るタイプだったので観劇カウント。最近の話なので省略。またこういうイベントがありますように!
観覧無料だったMBSイベント、アニメイトイベント、キューズコラボ、後夜祭等チケットのないものはカウント外。
28演目、チケットそのものは40かな…?去年よりチケット数は2倍近いんだけど、チケ単価が2/3くらいになってる&遠征が減った&でもグッズ買うようになったので、全体的には去年とトントン。
極端に増やさず減らさず2017年も楽しみまっしょい。
余談ですが2016年に見た映画がシン・ゴジラ×4(うち1回は4DX)のみでした。ほんと舞台しか見てないな!
劇団Patchのススメ:メンバー紹介編~改訂版~
2019/10/27追記:
ぼちぼち新しく書こうと思って足掻いてます!とはいえこっちの記事も消さないと思うので、2017年ごろはこういう印象だったんだなーと思って読んでいただければ嬉しいです。
2017/10/11追記:
この記事書いてかれこれ10ヶ月ですが未だにちょこちょこ読んで頂いているようでありがたいです。
最近SPECTERを見た方やジャー忍行くよ!って方向けにその二つの役名と、2017年になって思ったことなどを追記しました。明らかに間違っていた箇所や最近変わったところ(亨君のツイアカとか)以外はあまり触ってない。退団したメンバーのところもそのままです。
あと、以前作った身長年齢等ステータス一覧画像も一番下に足してます。
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あけましておめでとうございます。
2016/12/31の「劇団Patchで年忘れ!紅白パチ合戦2016〜前前前世から千千千円と決めてたよ〜」、楽しかったですねー!わたしは2016年1月のファンイベには行っていないので、16人全員が揃ったPatchを見たのは初めてでした。いやーほんと楽しかった。
去年は刀ステの納谷健君やハイステの近藤頌利君をはじめとした2.5次元舞台界隈で沢山Patchを見かけて、普段知らない層にもPatchの名前を知ってもらえた年だったなって思います。いや私も本気で追いかけ始めたの去年からだけど。
そして今回のパチ合戦、16人中1人2人しか知らないけど、面白そうだし1000円だし行こうかな…?って気軽に見に来た人もいっぱいいると思います!ありがとうございます!Patchは人数が揃えば揃うほどアホで(褒めてます)面白いので、今後もこういうイベントがあれば是非!
で、OPの自己紹介パートでしっかり名前が出てたとはいえ衣装に名前が入っていたわけでもないので、パチ合戦の内容を元に改めてざっくり紹介したいと思います!ただし主観だらけなので、気になった子がいればとりあえずブログかtwitterをたどってみてください。
Patchそのものの紹介とか本公演のレビューとかも書きたいけど、長くなるので今回はメンバーだけで。
写真引っ張ってくるにもわかりやすいのがなかったので以前描いた似顔絵でも参考にしていただければ。ただし髪型が結構違う。
OPの紹介順に行きます。◆が紅組、◇が白組です。
OP覚えてないわ!って方は顔見えてないけどこちらの動画をどうぞ!
リーダーのラスボス感が最高。
四期生
◆田中亨(たなかとおる)@P_toru_t215
(SPECTER:-/ジャー忍:達磨)
・OPではシャドーボクシング
・三人とも目をつぶった写真を紹介して他メンバーに「可愛い」を連呼されていた
・先輩(三期生有馬)を呼び捨てにした挙句下に見た(ような)発言で三好を驚かせる
・飴を投げつけるドッキリを一人傍観して笑っていたらしい(っょぃ)
・あと前説で頑張って尾形と一緒に注意事項を読み上げていました
1999年2月15日生まれの17歳(早生まれ)で現役高校生(2017年3月に卒業。)、大阪出身。172cm。見るたびに成長している気がするんだけど、本人曰く背は伸びていないらしい。顔のわりに声が低いので時々びっくりする。よく使う顔文字は(OvO)
顔が本当におぼこくて、あ~高校生だな~!って思ってとても眩しい。稽古帰りとか観劇時は制服率が高い。めっちゃ眩しい。磯ミュ稽古中、真面目に進級が危うかったらしい。ボクシングはリアルにやってるらしいんですが、Patchの活動内では今のところあまり活かされてはいない。
twitterアカウントは四期生合同のものですが、他三人が個人アカウントを作った為に現在田中個人アカウント化。高校出たら別で個人アカ作るのかもしれない。
個人アカできましたね!
四期生と、あと年の近い(一個上)三期生有馬と仲良し。本人曰く人見知りだそうで、他の先輩に「亨と仲良くなりたい」って言われている。頑張って欲しい。
まだまだ活動自体が少ないので、これ!といったオススメはしづらい(四期生お披露目公演がDVD化していないし私も見ていない)ので今後に期待です。あ、磯ミュで笑顔全開で踊る亨くんはとってもかわいいので見てください。
すごくどうでもいいけど稽古着のTシャツの柄がいつも不思議なので、稽古場写真で亨くん探すの楽しいです。
追記
亨くん、ハブレンの親春役のあまりのハマりっぷりにめちゃめちゃファンを増やし、夏の某所では未成年船長としてまたファンを増やし、客演もいくつか決まり絶好調です。演技はやっぱりまだ拙いところもあるけども、表情めっちゃ動くようになったし多分背も伸びてるし顔つきもどんどん大人びてきて、今後の成長があまりに楽しみすぎる…。見守っていきたい。
◆藤戸佑飛(ふじとゆうひ)@yuhi_patch
(SPECTER:-/ジャー忍:寿)
・OPではバイクに乗ったヤンキー(なんか元ネタあれば教えてください)
・歌合戦で「まつり」を熱唱
・紅組エチュード「鳥やで!」「豚やん!」「鳥やで!!」「飛べない豚はただの鳥…?」
・松井勇歩の子分
・他の四期生にドッキリで飴投げつけられてマジ拗ねした
1994年7月20日生まれの22歳。京都出身。173cm。ずっと帽子(キャップ)かぶってた子で、取ると金髪だったり銀髪だったり、とりあえず明るめの髪なので遠目でもよくわかる。あとイベント中もちょこちょこいじられてたけど、全体的に丸いフォルムも特徴。ご飯をとても美味しく食べそう(実際そうらしい)。小型犬を飼っているが最近子猫も増えた。
まつりだと若干わかりづらかったけど、歌がすごくうまいです。「磯ミュ」では本公演初出演にも関わらずソロ曲を担当。再演では前説も担当。しかし役のキャラが濃すぎて、磯ミュだけ見た人には確実に素顔が認識されていない。
今度のホストちゃんに「蜜柑」として出演します。同じく「檸檬」として出演する先輩松井勇歩に気に入られあちこち連れ回されたり(ツーリングとか)していて、今では子分と化している。
オススメは断然「磯ミュ」(初演再演ともに)ですが、さっきも言った通りだいぶキャラもメイクも濃い。ホストちゃん以外では2/18に「アキナとPatch」というコントイベントがあるのでそちらも是非。
どうしても歌のイメージが強いから、ストプレだとどういう演技をするのか気になるので次回本公演が楽しみです。
追記
ハブレンの昌ちゃんがストレートに好青年でとても良かったです。舞台ALL OUTでぱっちで唯一西田シャトナー演出を受けたりして、今後どういう方向性でいくのかなーと思ったらジャー忍でまさかのくノ一役。しかもめっちゃ素敵だった…役の幅が広い…。相変わらずぱっち内でいじられキャラなのが可愛いです。
◇尾形大悟(おがただいご) @daigo_ogata
(SPECTER:-/ジャー忍:禄郎)
・OPではウィダー早飲み(笛ステでやってたやつかな?絵面が地味!!)
・OPの動画編集担当と、前説では田中と一緒に諸注意を読み上げる
・ドッキリが好きすぎて没動画も大量にあり、ついに逆ドッキリをしかけられた
・三人とも目を閉じていた写真のとこで、有馬と二人でマイク前でわちゃわちゃし続けていた
・舞台端の方で暴れまわる納谷を連れ戻す係になってた。保護者か。
1996年11月10日生まれの20歳。大阪出身で現役大学生。177cm。手足がすらりと長くて口が横に広い。下がり眉。ぱっちの中では特に最近の若手俳優みが強い気がする。小型犬を飼っている。インコも?
2.5次元的には舞台「ホイッスル!」の森長ですね。春頃に突然髪をオレンジにしたので、尾形どうした一体何があった!って心配したらビジュアル撮影のためでした。森長めっちゃ似合ってたしとても可愛かった。
四期生の中では一番背が高く、一見落ち着いて見えるかもしれないけど別にそんなことはなく、謎のギャグをつっこんできてはスベり倒していたりする。メンタルが強い。四期生以外だと、年の近い(一個下)有馬と仲良しでよく一緒にいる。こないだまで10代だったので、尾形・有馬・田中の10代トリオの若さがとても眩しかった…若い…
動画編集が得意でイベントのOP映像も作っていたが、自撮り動画を上げたり、人にしかけたドッキリを動画にしたり、自分への質問を動画で回答したり、最近だと恋ダンスを田中と一緒にフルで踊ったりしている。そしてドッキリだが、きちんと成功しているのをあまり見たことがない気がする。ファイト。
磯ミュの小吉も笛ステの森長もオススメだけど似た感じのキャラなので、シリアスな雰囲気の役を見てみたいなと思ってます。映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」に少し出ている。以前刑事ドラマでホストとチンピラという若手俳優あるある役を2枚抜きしてたので、今後映像仕事も増えるのかもしれない。
追記
映像増えるかと思いきや、亨くんと同じく夏に某所の某レストランでファンを増やす。そしてジャー忍で出てきた瞬間、笑顔から溢れる圧倒的な陽のオーラで客席の心を鷲掴みにする。自撮りのフォトジェニックさがやばいので写真集が欲しい。最近大型犬後輩ポジションを確立してきたけど、四期の中ではお兄ちゃんポジション。
◇納谷健(なやたける)@patch_takeru78
(SPECTER:-/ジャー忍:弁才(霧)・恵比三(虹))
・OPでは殺陣(小夜のではなくアドリブらしい)
・舞台の端でちょろちょろして客席にちょっかいかけまくる
・エチュードで虫取り網を使い人質も爆弾も全部はたきおとす
・っていうか全体的に端っこで大暴れ
・前日夜まで本番お疲れ様です!
1995年8月7日生まれの21歳。大阪出身。162cm。メンバー内で一番小さい。顔のわりに声が低いその2。犬と猫を飼っている。
2.5次元舞台界に突如現れたちっちゃいシンデレラボーイ!…ではなく、高校が芸能系で演劇部だったり、専門学校に通いつつオーディションを受けては落ちたりを繰り返していた努力の人。Patch加入前にも舞台に出ていたりとPatchメンバーとしては中山以来の演劇経験者なので、安定感あるなーと思う。刀ステ初演ライビュで今回が初舞台って感じのコメントをしていたけど、インタビューでは過去の舞台の話したりしてます。Patchとしての初舞台は、四期生お披露目公演「Four Contacts」。DVD化はしていない。
刀ステと時期が被っていて、メンバーで唯一磯ミュ初演に出られなかった。その為に四期生以外のメンバーとの(あくまでファンに見える部分での)交流のタイミングを微妙に逃し、端から見ると完全に『新学期の最初の校外学習を休んでしまった子』状態になっていた。磯ミュがみんなでワイワイする話だったから余計に。なので再演の時めっちゃ頑張ってた。
うまいし、自分の可愛さを理解してるあざとさ(褒めてます)もあるし、あの身長は武器になるから2.5次元舞台への出演が多いのはいいと思うんだけど、事務所の推し方がちょーっと露骨だなーって思わなくもないのでいらんとこに敵を作ってる気がする。想像だけど。このへんをあんまり感じなくなったのは、ぱっちの中にいる納谷くんを見慣れたからかな。
そういうとこで損するのはすごくもったいないし、手売りや物販で会ったり磯ミュ再演で見た印象がすごく良かったので応援したい。色んな舞台に出てファンいっぱい増やして大阪に連れてきてほしいなって期待しています。
オススメというか唯一の本公演出演作「磯ミュ天晴版」は3/15発売です!よろしくね!
追記
いやーマジで仕事が途切れない!常に仕事してる気がするから休める時に休んでくれ…
。ジャー忍で本公演初主演だったけど、舞台の真ん中に立つ納谷くんめちゃめちゃ良かったし、ハブレンの日替わりも良かった。やはりあの身長は武器。
またしばらく東京生活になっちゃうのかなーさみしい!けど頑張って欲しい!
以上、四期生四名。twitterが共同だったり(@four_patch 現在はワタナベ関西アカウントなんだけど、遡ると四期の仲良し具合をいっぱい浴びられる。)お披露目公演があったりと、いつも四人or研修生の中村泰仁(なかむらやすひと/@430yasu)も入れて五人でセットって感じ。ヤス君も芸達者な子なので、団員昇格を心待ちにしている。※ヤス君、劇団そとばこまちの準団員になりました。大阪で活動しているのでまたぱちめんと共演する機会もありそうで、四期との舞台での再会を勝手に心待ちにしています。
四期生に関してはこのラジオがわかりやすいのでよければ。
youtu.beめっちゃツッコミ入れてくる先輩は星璃くん、それをフォロー(?)してるのが岩崎くんです。
追記
四期生推しはハブレンとジャー忍がDVD化されたら何がなんでも見てください!特にジャー忍!
三期生
◆近藤頌利(こんどうしょうり)@p_shori_k412
(SPECTER:ココシュカ/ジャー忍:-)
・OPではバレーのジャンプサーブ(ずるい)
・おかんに撮られた半目の寝顔を自薦で堂々と晒す
・紅組盛り上げ隊長(うるさい)
・やたらと客席を煽る
・物販にいたけど計算がめっちゃ危うい
1994年4月12日生まれの22歳。大阪出身。184cm。Patchのパリピ。一番身長高い。現役大学生のはず。地黒。Patchには先輩に「しょうり」がいるので、ファンやメンバーからは「こんちゃん」とか「こんしょり」と呼ばれていることが多い。
ハイステの黒尾で一躍名前が全国区に。バレー経験者なことと以前ハイステDVDを見ていたので、次回作の音駒か伊達工に来い!犬岡か山本がいいな!って思ってたらまさかのクロでびっくりした。とてもかっこよかったです。
普段の発言について他メンバーから「チャラい」「パリピ」と言われ続けていたけど、東京でもそれを遺憾なく発揮している気がする。コミュ力高め。ハイステ発表後に盛った自撮りが増え、メンバーに「キャラ変わってるやん」「近藤が美人ってんなアホな!」と散々な言われようだけど本人はめげている様子はない。っょぃ。
三期生だがPatch結成前の一期生オーディションに参加していた。そのため他の一期生メンバーと元々顔見知りなので、名前の読みが同じ星璃や外部で一緒に仕事をした井上・松井あたりから仲が良いゆえの雑な扱いを受けている。井上とは大学が一緒で、Patchでは井上が年下の先輩だけど学校では近藤が先輩という不思議な関係。
クロがとてもよかったので、Patchに帰ってきたこんちゃんがどういう演技をするか気になってたんだけど、次の本公演は不参加。個人的にはすごく残念だけど、更に進化して帰ってくるのを楽しみにしています。
オススメはなんだろうなー磯ミュ初演も好きなんだけど、幽悲伝もSPECTERもセリフ量としてはアンサンブルなので、外部だけどハイステはもちろんKステロスモワ(未見です)かもしれない。メインで出てた小劇場作品(オンタマジャクシ)があるんだけどDVD化してないし、わたしもこんちゃん出た方は見てない悔しい。
追記
本人もアフタートーク等で言ってるようだけど、本公演出てほしいね…!進化しまくったこんちゃんを見たい…!ハブレン日替わりや劇団ジャングル等イベントで見るこんちゃんは相変わらずのパリピだけど、そのひたすらに前向きな姿勢には本当に励まされる。たまに無性に会いたくなる…。
◇有馬純(ありまじゅん)@junjun_patch
(SPECTER:ワシリー/ジャー忍:-)
・OPでは恋ダンス
・「りゅうちぇるさんですよね?結婚おめでとうございます~!」にうまい返しが見つからない
・白組エチュードで頑張って話進めようとした矢先に撃ち殺される
・田中に「有馬純みたいなヤツ(※年上)(※先輩)になりたいです」と言われていたと判明する
・尾形とわちゃわちゃしながら、三人とも目をつぶっている写真の真相を暴露
1997年9月13日生まれの19歳。滋賀出身。182cm。肌がめちゃくちゃ白くて縦に長い。アクセサリーの多さや女子っぽい仕草、流行に敏感なあたりチャラいというかPatchのギャル。猫を飼いたいらしい。流行らせたい挨拶は「やっはろー」。自分の可愛さを理解している系男子。花言葉をすらすら言える。
去年まで高校生で、滋賀の高校に通っていたため平日のイベントやラジオ収録には参加できないことが多かった。そのため稽古が終盤に差し掛かると、本番が終わるまで吉本や山田の家にしばらく居候をしていた。
卒業後しばらくしてひとり暮らしを開始。個人アカウントも作り、Patchの中でおそらく最初にSNOWで遊び始める。他メンバーとのやりとりもアグレッシブになり、尾形と同じくドッキリをしかけたりやたらと絡んでいく。四期生とも仲が良いが、居候していた&どうやら今も家が近いらしい吉本・山田の二期コンビとも仲良し。
声が特徴的(高め)で埋もれないので、ここぞという一言を放つ役(ってなんだろう…)をやってほしいなと常々思っている。磯ミュの団子屋の歌の\すいませーん!/がすごく好きです。
もともと色白だが日焼けには気をつけているらしい(女子か)。顔が白いを通り越して青白くなってる時があるけど、本当に体調を崩していることが多い気がするのでいっぱいご飯食べてほしい。よく風邪ひいてる。
詳細は未発表ですが、神戸芸術工科大学の卒業制作の短編映画に出演。今後の活動の方向性が気になる。
オススメはやっぱり磯ミュになるかな~天晴版の方が前説のダンス(DVD入るのかはわからん)とかある。上でも言ってるけど\すいませーん!/が可愛い。
追記
ハブレンでのありちゃんがめちゃくちゃ良かったので今後のお仕事も楽しみにしていたのだけど、5月末で退団されてしまいました。山ちゃんのプラベツイに時折現れるので、大阪で新しいお仕事されてるのかな?寂しいけども、新しい夢を応援しています。
以上三期生二名。有馬の学校が遠い問題もあり、あまり三期生として二人セットの仕事はしていない…かな?二人共身長が180オーバーなので、勝手にPatchのツインタワーって呼んでいます。スタイルがよく、顔のタイプも正反対だし地黒と色白だし声も高いのと低いの、とオセロみたいな二人なので、いつかこの二人がメインの作品を見たい。
二期生
◆山田知弘(やまだともひろ)@Ymd_tmhr
(SPECTER:グレコ/ジャー忍:-)
・OPではキレッキレのオタ芸
・フェイスペイントのハートがめちゃくちゃでかい
・吉本の家にいる、赤い服着て笑ってる幽霊が見えている
・途中から話し方が稲川淳二化
1994年4月2日生まれの22歳。大阪出身。176cm。髪型がカリメロ。一人称が山田。全身から漂うオタクオーラ。可愛いものが好きなオタクで、推しアイドルはたこやきレインボー。好みの年齢のストライクゾーンは低め。ラビッツおじさん。
Patch加入以前はブロガーだった(ブログは削除済)ため、ネット界隈の情報に強い。Patchのネット担当でもあり、Patch関連の反応や公演の感想をふぁぼってtogetterにまとめる、宣伝やイベントでニコ生をする時はニコ生おじさんとなってコメントを拾ったりアンケートをつくる等、団員だがスタッフ側の仕事もかなりしている。磯ミュってつぶやいたら何かふぁぼられた!?って思ったらそれはだいたい山田です。
山田知弘プロデュースでトレブロを何度か発売。浴衣や制服やクリスマス等、正直めちゃくちゃオタクのツボをついてくるプロデュースで今買えないのが悔しい。欲しい。過去にアニメイトイベントの企画もやっていた。普通にすごいはずなんだけど、メンバーやファンにこのタイプのオタクが少ないためかいつもいじられキャラ。わたしは山田くんの推しアイドルや推し作品についての語りを居酒屋で延々聞きたい。
イベントの時に(同じく二期の)吉本の家に居候していたと言っていたが、実家は大阪だし今はひとり暮らしをしている(はず)なので、何であんな頻繁に吉本の家にいるのかは謎。お金がないだけな気がする。あと有馬とジムに通ったりしているらしいです。吉本・山田・有馬のご近所トリオ(実家はそれぞれめっちゃ遠い)が可愛い。
滑舌が甘いのを毎度突っ込まれている。どちらかというとこう応援したくなる演技。前回の磯ミュ再演はスタッフ(演出助手補)だったので、次の本公演で久々に舞台上の山田くんが見られるのを楽しみにしています。
過去作でのオススメはシンプルに「SPECTER」で。優柔不断なグレコ愛しい。
追記
ハブレン後の山ちゃんのブログに感動していたら8月末で退団してしまってぐぬぬ…ってなっていたのだけど、この辺は以前別記事でぐだを巻いたので省略。
今はのびのびとオタクやっているようで。本人が楽しそうなのはいいのだけどtogetterまとめを作る人がいなくなったのも寂しい原因の一つだなぁ。そのうち日本橋とか歩いてたらすれ違うんじゃないかなって思っています。
◇吉本考志(よしもとたかし)@takashi_patch
(SPECTER:バルトロメ/ジャー忍:大角)
・OPでは棒術/白組盛り上げ隊長
・赤い服の笑ってる幽霊が家にいる
・カメラもないのに松井勇歩に土足で上がられる
・明らかに一人だけ訛り方が違う
・松井「お前どっちかというとこっち(紅組)ちゃう?」
1992年5月2日生まれの24歳。京都府伊根町出身(伊根町ふるさとPR大使)。172cm。一般的な関西弁ではない(伊根訛りだそうです)、叫ぶとやたら声が高い。
ひとり暮らしの家(けして広くはない)が稽古場に近いらしく、本番が近づくとメンバーが泊まりに来る。5人くらいでごっちゃり雑魚寝してる写真がブログに上がっている。大学生感あるよな…。イベントでも言ってたけど何も連絡せずに松井が来たり、Patchの宿屋と化している。鍵は閉めようね。幽霊にも気をつけてね。
手先が器用で、幽悲伝からは星璃と一緒に小道具を担当。磯ミュ再演では小道具チーフになり、家で数人(主に山田と有馬)で作業するもんだから寝る場所が更になくなっている。文化祭感あるよな…。
ZIP!内の関西ローカルパート「す・またん」でレポーターをやっている。身体を張る内容(真冬に川に入る、火の粉を浴びる、岩壁を登る、山奥で修行する等)が多い。朝7:15あたりに読売テレビから甲高い叫び声が聞こえてきたらそれが吉本考志です。同じレポーターでもおは土組(松井・中山)とは大違いである。あと大坂RONIN5では後藤又兵衛でした。
たかしくんの『無邪気』を全身で体現した演技がとても好きなので、過去作でのオススメは「幽悲伝」と「SPECTER」。まだまだ見たことのないたかしくんが眠っていそうなので、次回作楽しみです。
追記
たかしくん、最近いい意味で年齢不詳。ハブレンの時に事務所の社長に客演のおじさんだと勘違いされたの笑ったけどすごいことだと思う…。相変わらず宿屋になっていたり(ジャー忍期間ずっと星璃くんが居候してたらしい)、すまたんでは変わらず過酷なロケをしていたり、やたらとランニングしていたりとにかくフィジカル。部屋の幽霊どうなったんだろうそういえば。
以上二期生二名。加入時は四名でした。イベントでもわかりやすかったけど、たかしくんのプライベートエピソードにしれっと混ざってくる山田くんの図がとても微笑ましいので二期コンビ好き。正反対とまではいかないけどタイプの違う二人なので、二人舞台とか見たいなぁ。
一期生
◆松井勇歩(まついゆうほ)@patch_yu1030
(SPECTER:ヒューゴ/ジャー忍:恵比三(霧)・弁才(虹))
・OPでは殺陣+レモンを持って決めポーズ
・効果音エチュードで音響担当に挙手しまくる
・吉本の家に土足で入る
・岩崎のふしぎツイの参照画像何枚用意すんねん
・とにかく楽しそうな紅組キャプテン
1991年10月30日生まれの25歳。兵庫出身。175cm。色白できれいな顔してるんだけど、口を開けば芸人。ピアス。一時ずっと金髪だったりして全体的にヤンキー。勝手にPatchの裏番だと思っている。猫多頭飼い(三匹?)、猫に対して赤ちゃん言葉。成人したメンバーを全員酒で潰している酒豪。
お笑いが好きで芸人さんともよく仕事をしている。普段はMCを担当することが多いが、ホストちゃんの稽古(OPでレモンを持っているのは名前が「檸檬」なため)でギリギリまで大阪にいなかったのでこっちの稽古期間が短くMCじゃなかった。多分。それにしては大暴れしてたけどな…めっちゃ進行妨げてたしな…。MCをやっているとツッコミ側に徹するが、他にMCやツッコミ(主に三好・星璃あたり)がいるとボケ倒す。完全に甘えてますね。
某ユースに所属していた元サッカー少年。サッカーしかやってこなかった。Patch結成前からプロジェクトに参加していたが、Patchに入った当初も演劇にはあまり前向きではなかった。それが2016年は東京で舞台に出ずっぱりである。中屋敷さんの「露出狂」出演は特にびっくりしたけど、そのあと発表されたホストちゃんに更にひっくり返った。どうなるんでしょう。檸檬さんをよろしくお願いします。
大阪に帰ってきてPatchの現場に来る度にすごく嬉しそうなので(今回も)、Patchのことが大好きなんだなぁってこっちまで嬉しくなります。でも口ではそんなメンバーに冷たかったり写真にまともに映らなかったり。絵に描いたようなツンデレです。
「おはよう朝日土曜日です」ではレポーターとして、関西のデートスポットを巡りおいしいものを食べている。何故かよく歌わされる。おは土では「劇団」を省略し「Patch松井」(&Patch中山)と呼ばれているため、若手芸人コンビと勘違いされてるフシがある。
同い年、同じ身長、同じく結成前から参加組な村川とあまりに正反対で逆にシンメ。その二人が兄弟役として主演で、結成時からの夢だったピロティ公演を果たした「幽悲伝」がアツ過ぎなのでオススメです。幽悲伝とはキャラが真逆の「白浪クインテット」も楽しい。あと磯ミュ初演の服部半端が可愛すぎて、わたしは多分半端が松井さんでなければ今こんなに松井さん好きになっていない。
追記
ホストやったりサッカーやったりバスケやったり、こんなに2.5次元舞台での活躍がめざましくなるなんて誰が予想しただろうか…!ハブレン・ジャー忍と本公演では連続主演だけど、松井さんがぱっちの真ん中にいるととても安心する。東京にいる期間が増えて寂しいのか、ぱっちの中に戻ってくると前以上に悪戯がひどいらしい。最近のあだ名は大魔王。
◇竹下健人(たけしたけんと)@TKST_KNT
(SPECTER:クラナッハ/ジャー忍:語り(声の出演))
・OPは星璃と背中合わせから反転して決めポーズ+お辞儀(OLIVER BOYSネタ)
・歌合戦で「あの鐘を鳴らすのは~」を熱唱
・しかし左右のコーラス二人に色々持って行かれる
・自分の画像を中山にLINEスタンプとして使われる
・顔の圧(濃さ的な意味で)では(藤戸に)負けていない
1993年5月23日生まれの23歳。大阪出身。175cm。左利き。二次元のような眉毛。眼力。声がすごく通るので、群唱シーンでも確実に声が聞こえるのが竹下くんです。
ずっと空手をやっていたが、仮面ライダークウガに憧れて芸能界入りを決意。特撮に出ることが夢。本人の希望はおそらくライダー寄りだと思うんだけど、個人的には空手家の青年としてゲスト出演したあと2年後くらいに戦隊の青か黄色になって、ファイナルステージの大阪公演(千秋楽)でオリックスか梅芸の舞台の上で挨拶の時に「ただいま!」っていう竹下くんに、泣きながら「おかえり!!!」って言いたい(細かい)
特撮以外にはジャニーズが好き、歌もうまい、イラストを描くのが得意(何度かイラストが公演グッズになってる)等、健全な方向でオタクだなぁって思います。家族(+犬)仲がよく、竹下家には多くのメンバーが泊まりに行ったことがある。竹下くんも酒豪だそうなのでいつか松井さんを潰してみてほしい。唯一同学年で、旗揚げ公演でコンビ役だった星璃と仲良し。最近やたらと村川とユニバ行ったりしてた。
朝ドラ「あさが来た」で、加野屋の手代の弥七役。いつも後ろから余計な一言を言って怒られていた眉毛の人。中盤までだったはずの出番が伸び続け、最終週まで出演。余談ですがあさが来たにはPatchが3人出ました(竹下・中山・井上)他にも2016年は伝七捕物帖や石川五エ門など、時代劇でよく見た。
真面目が服を着て歩いている、というイメージ。礼儀の正しさやハキハキした言動は空手で培われたものだけではないと思う。決してお固いというわけでなく(はっちゃける時はすごく暴れる)どんな時でも全力。竹下くんのそういうところがすごく好き。
Patchに入るまで演劇経験はなかったはずだけど、旗揚げ公演「OLIVER BOYS」で初舞台初座長、その後も座長や重要な役どころを担っていて、演技的な意味でPatchの核の一人。小さな規模のものも含めてPatch関連の公演はかなり出てたんじゃないかと思うんだけど、次回公演にはいません。竹下くんの出ない本公演がどういうものになるのかは正直気になる。
オススメはそりゃ「OLIVER BOYS」だけど、出演メンバーが現役メンバーとかなり違うので見てて混乱するかも。「SPECTER」のクラなんとかさんもとても良い。唯一DVD化していない本公演「破壊ランナー」の竹下くんが見たくて見たくてしょうがないです。
追記
いい声を活かしてここ最近はMCの仕事が多い。毎日深夜(早朝?)にMBSつけると音楽番組で声が聞けます。映像多めでドラマゲストの他にも色々やっているらしい。解禁まだー?
ハブレンの日替わり以降舞台での姿をしばらく見ていないので、次の公演では見たいなぁ。
◆岩崎真吾(いわさきしんご)@Shingo_Patch
(SPECTER:トルステン/ジャー忍:-)
・OPでは拳での殺陣(多分白浪ネタ?)
・破茶目茶なSHAKE「♪早起きなんかしたくもない」「お前の願望は聞いてへん!」
・「地面に立てている」他多数の迷言
・黄金の左手といいながら右手出す
・正直今回一番爪痕を残したと思う
1992年2月1日生まれの24歳。京都出身。180cm。イベント来た人にはめちゃくちゃ伝わったと思うけどド天然でPatchのリーサルウエポン。背は高いけど案外華奢。とりあえずtwitterをフォローしましょう。キリの悪いカウントが始まってます。
大坂RONIN5で長宗我部盛親(わたしが好きな武将)を演っていたため、最初に名前と顔を覚えたPatchメンバー。背も高く笑顔が爽やかなのはいいけど、一発ギャグをやってはスベったりするアホキャラなのはどういう意図だろう…?って当時は気付かなかったんですけどだいたい真吾くんそのものだった。この夏は某テーマパークの某レストラン内で某剣豪をやってました。いきなりだったからびっくりした。初演の「磯ミュ」でも武士で、日本刀と和服が似合うなぁって思う。
一人暮らし事情もとても不思議。親切なおじさんと仲良くなり、その方の事務所を間借りしてベビーベッド(に布団を敷き詰めて無理矢理高さを出す)で寝ていた時期がそこそこ長かった。引っ越し先が事故物件だった(やめたらしい)りと、変わったエピソードが多すぎる。
SPECTER公演前に生放送ラジオでとんでもないネタバレをかましてめちゃくちゃ怒られた。(未見の方は詳細ググっちゃ駄目ですが、その一連の流れはパンフ付属のDVDに戒めのように収録されている。)なかなかのうっかりさんなのだけど、その純粋さと人柄の良さでどこの現場でも愛されキャラになっています。
ブログの文章はとても読みやすくて言葉選びが素敵だなぁって思うので、twitterで瞬発的に呟くとああなっちゃうだけらしい。他メンバーからのツッコミも面白いのでほんとフォローをオススメ。あと毎週日曜日21:05~のABCラジオ「橋詰優子の劇場に行こう!」にレギュラー出演している影響で、同じくレギュラーの中山のtwitterでの出没率が高めです。
オススメは「巌窟少年」と「白浪クインテット」。Patch内でのアテ書きになると「気は優しくて力持ち、そして馬鹿」ってキャラになりやすいんだけど、結構外部公演にも出ていてそちらではまた違った真吾くんの姿が見れます。
追記
真吾くん、7月末でPatchを退団されました。レギュラーだったラジオ「劇場に行こう」で卒業スペシャルを組んでもらえたり、
youtu.be共演者からお疲れ様ありがとうのリプがたくさんついていたりして、あぁ真吾くんって本当にみんなから愛されていたんだなぁと思ったし、退団というよりも卒業に近い形だったなぁって感じがするのだけど、やっぱり未だに真吾くんがぱっちに居ないっていう実感がない瞬間がある。突然気付いて寂しくなる。新しい世界でも真吾くん節を炸裂させててほしいなぁ。
◆中山義紘(なかやまよしひろ)@patch_nakayama
(SPECTER:臥萬里/ジャー忍:-)
・OPではめっちゃ回ってた(バレエのグランフェッテ?)
・紅組兼MCなのでジャケット着てた
・MCをだけど隣ではしゃぐ松井を全然制御できていない
・竹下の画像を勝手にLINEスタンプとして使う
・「今俺に近づかん方がええで、風邪引いてるから」(星璃の真似)の謎ポーズ
推しメンです。
1990年2月23日生まれの26歳で現役メンバー最年長。クリエイティブリーダー。だいたい目が死んでる。全体的に芋い。高校・大学とずっと演劇をやってきた、Patch結成時唯一の演劇経験者。最初は他メンバーから怖がられていたらしいが、人見知りなせいもあったので現在では隙あらば人の身体を触ってくるセクハラ大王になっている。極端すぎない?
ほぼ全員から「よしくん」と呼ばれる。最年長だし今回はMCをやっていたけど、普段はどちらかというと言動がふわふわしていて人任せ。極度の甘党で、パンケーキ一皿を「個」で数えたり甘いものに対して「(味が)可愛い♥」という謎の表現をする。肉も好きらしく、twitterでは飯テロ常習犯なのでフォローの際はご注意を。最近ダイエットしてるらしいけど無理だと思う。
朝ドラ「ごちそうさん」の諸岡弘士(め以子の娘ふ久の夫)。菅田将暉とキャッチボールしてた野球部の先輩です。他にもおは土レポーター、民放ドラマ(昭和顔なので回想シーンや戦前ドラマが多い)、再現VTR等にもよく出ているため、関西人は絶対一回はテレビで見ていると思う。出演シーンこそ長くなくても、いいドラマに出るなぁ…って印象。最近だと「氷の轍」がすごくよかった。一部の枠だったけどピンでXperiaのCMとかやってました。大坂RONIN5だと毛利勝永。
「磯ミュ」の母上役では歌舞伎の女形の所作と発声を仕上げてきた。普段から女性役の研究をしていたのと前述の甘党とメンバーへのボディタッチ(セクハラ)を総合した結果、ここ一年ほどは仕草がオネエと化す。中身が女子っぽいわけではないと思うんだけども。
バレエや日舞をやっていてダンスが得意だったり、長年の経験で演劇の基礎がしっかりできているので、本公演では黒幕や年長者(そのせいで最近の役が父や母ばかりになってるけど)等の重要な役、『Patchでは中山にしかできない』役どころが多い。わたしは「観音クレイジーショー」や「オンタマジャクシ」(DVD化してない)のような年相応の普通の青年を演っているよしくんが大好きなのだけど、次回公演には出ないしPatch内ではあまり見られないので、外部の舞台で見たい…。
オススメは全部です!が、あえていうなら上でも言ってるけど観音と、巌窟と…SPECTERと、磯ミュと…やっぱ全部だな…よしくんが推しメンなんで…ポテンシャルの高さが一発でわかるのは磯ミュ。白浪クインテットで、足先まである長い羽織をさばきながら笑顔で踊りつつ歌いつつ殺陣してるのがすごく好きです。
追記
よしくん、ハブレンの日替わりで大暴れだったんですけど(最高に好き)、今年はなによりもミュージカル「にんじん」への出演ですね!そうそうたるメンバーの中で、新橋演舞場と大阪松竹座という歴史ある舞台で歌うよしくんが見れたのが本当に嬉しかった。これからもはばたきまくってほしい。欲をいえば大河に出てほしい。
◆井上拓哉(いのうえたくや)@takuya_Patch⇒@tak_1107
(SPECTER:ノーム/ジャー忍:-)
・OPでは磯兵衛ポーズ(Tシャツの裏には磯兵衛の顔)
・紅組の「拭く」キャプテン
・基本的に落ち着きがない
・拭くネタを天丼しかけて止められる「それあんま(お客さんに)ハマってへんから!」
これ全員5個ずつピックアップしようと思ったんだけど案外ピンと来なかった。たくちゃんあと何やってたかな…エチュードの時じゃんけんはしてた…。
1995年11月7日生まれの21歳。兵庫出身。172cm。猿っぽい。顔のわりに声が低いその3。現役大学生。とりあえず1/5の安楽椅子探偵ON STAGEに出てました。黄色い服の劇団員。
Patch結成時に最年少(16歳)で、後輩が増えた現在でも年下は3人(田中・有馬・尾形)しか居ない年少組。一期生メンバーからは弟、いやもはや息子か?というくらい鬼のように可愛がられている。村川・松井・中山・三好に至ってはかなり過保護。お兄さん方、そこの可愛い弟さんもう21歳です。しかもその過保護丸出しのLINE画面を平然と晒してくるあたり、可愛がられ慣れてんなって思います。何故か近藤にだけ当たりが強くてちょっとおもしろい。
上にも書いてる安楽椅子探偵もだけど、結構ドラマに出ています。最近だとウルトラマンオーブ18話ゲスト・朝ドラべっぴんさん2話分・石川五右衛門ゲスト。関西ローカルですが「僕と私の、ひらパー姉さん」でドラマ初主演もやってる。その分外部の舞台出演はあまりない?かな。Patchの映像班ですね。あと今年頭からしばらくMBSラジオ『週刊ヤングフライデー』のレギュラーになるそうで、仕事が途切れない。
わたしが初めてたくちゃんを見たのが大坂RONIN5の真田幸村だったせいもあるけど、主人公力が高いなぁと思います。初座長は「磯ミュ」の磯兵衛だけど、「巌窟少年」でも「白浪クインテット」でも「SPECTER」でも、ワケありで物語のキーになる少年を演っていてそれがとてもハマる。陰のある少年が似合う。似たパターンの役が多いともいうけど、確実に磯ミュを経て表情筋がめちゃくちゃ動くようになったしまだまだ役の幅は広がりそう。成長して精悍な顔つきになってきたし声も低くて良い声なので、「少年」じゃない役も今後見たいなぁと思っているのだけど次回公演は不参加です。
オススメは上にある「磯ミュ」「巌窟少年」「SPECTER」だけど、個人的には「観音クレイジーショー」のたくちゃんが好きなんだよな…話が特殊なのでオススメしづらいけど…。もちろん「幽悲伝」も良いので、もうたくちゃん的にはPatch関連全部オススメです。
追記
たくちゃん最近会えない!というと語弊があるのだけど、映像仕事が多くて本公演でもイベントでも見れないことが多いので、すっかり映像の人だ…!しかも映画とか何かと大きい仕事が多い。次の朝ドラも決まりましたね!
先日のファンイベではしゃぐ姿が見れて嬉しかったです。でも久々に舞台に立ってる姿が見たいなー。
◇三好大貴(みよしだいき)@patch_run
(SPECTER:石舟/ジャー忍:布丁(霧)・毘沙丸(虹))
・OPでは星璃とのコンビ殺陣(左から出てきて、名前が出た時は右に居た方)
・歌合戦のコーラス参加に力が入りすぎる
・「歌いながらめっちゃ首振るやん、振る度に目が離れていく」「やめて!?」
・エチュード頑張って進めようとしてた努力はよくわかった
・笑いすぎてしょっちゅう椅子から落ちる
1992年7月27日生まれの24歳。大阪出身。178cm。とても覚えやすい特徴的な顔をしている浪速のアバター。眉毛がない。ただし本人も気にしてるようなので顔いじりはほどほどに。イメ検21枚目くらいにボブのお姉さん出てくるけどそれは舞台での女装姿です。何故か末満さんの舞台だと(色んな意味で)変態性のある役が多い。
ほぼ全員から「らん」というあだ名で呼ばれている。「走れ」の「run」が由来らしい。本名に一切かすってないわりにみんな当たり前のように呼ぶので注意。星璃や松井は「みよ」「みよちゃん」と呼ぶけどどっちにしろ女の子のあだ名みたいなのが面白い。
Patchには珍しいコミュ力モンスター。喫茶店で隣の人と仲良くなるタイプ。音楽の専門学校出身でPatchに入ってもしばらく演劇には興味がなかったらしいが、今では自主企画「Building」を立ち上げ、脚本演出キャスティング等ほとんどを自ら行う。出演もする。スタッフ等も専門時代の友人や自分が出演した関西小劇場で知り合った人で構成されていてコミュ力の限りを尽くしている。めっちゃマメ。そのコミュ力他の一期生にもわけてあげてほしい。
白浪で兄弟役・幽悲伝で主従役をした星璃を弟と呼んだり、自主公演に出てくれた井上を息子扱いしたりと何かと年下の家族を増やす傾向がある。らんくん自体は兄がいる弟です。子どもが好きで、特に甥っ子を溺愛している。甥っ子くんしょちゅうTwitterに出て来る。そういうところも含めて同じ事務所の陳内将さんとノリが近いと思うので、対談とかしてほしい。
まだ24歳だけど、これまでの人生経験を元に脚本を書いたり舞台で役として昇華したりしているイメージ。ブログに色々書いてるし、Buildingの方の主宰ブログも更にあれこれ書いてるのでその辺参照。この子はPatchに入ってなかったら、演劇と出会ってなければどういう人生歩んでたんだろうなぁって思ってしまって目が離せない。
オススメは「白浪クインテット」「SPECTER」「幽悲伝」、DVD化されてないけど「熱海殺人事件」で主演やってます。見たかった。「Building」の次回公演もそのうちあると思うので、チェックしてみてください。他にも映画や関西小劇場にも色々出演が決まっていて、情報を定期ポストしてくれるのでtwitterのフォローがおすすめ。ほんとにマメ。
追記
案外追記することがないかもしれない。変わらず本公演で核になる役をやりつつ、自主公演やりつつ、イベントや客演にも出つつ。ずっと何かしらに関わってる。それってすごいことだよなぁ…。ただ頑張りすぎてるのが目に見える時があるので、頑張るのも適度にしてほしい。
◇星璃(しょうり)@PatchSyori
(SPECTER:サトクリフ/ジャー忍:毘沙丸(霧)・布丁(虹))
・OPでは三好とのコンビ殺陣(右から出てきて、名前が出た時は左に居た方)
・ツッコミの鬼と化していた白組副キャプ。OPでみんなの殺陣つけたのも星璃くん。
・オリジナルスマイルを熱唱。筋金入りのSMAPファン
・エチュードでは音響を担当しながらツッコむ
・心のサングラスはかけたままな男前
1994年3月24日生まれの22歳。京都出身。177cm。ガタイのいい芦田愛菜。Patchのツッコミ担当。雑なボケも全部拾ってツッコんでくれるのほんと優しいなぁと思う。極度の甘党で、砂糖は角砂糖そのまま食べられるタイプ。スタバ男子。っていうか最近主食がスタバ。
2015年までは名前が「杞山星璃(きやましょうり)」だった。名前のバランスかっこよすぎたので改名ちょっと惜しい。よく役のために髪を伸ばしているんだけど、とてもキレイに伸びるので軽く束ねていると2次元キャラみがある。
運動神経がよく、殺陣が得意。あと手先が器用で、SPECTERあたりから小道具担当もしている。外部でも小道具作っていたりする。主に武器制作。しっかりしたグルーガンとかドリルとか塗装の下地剤を差し入れしたくなる。
三好と同じくコミュ力モンスター。東京で客演する度に共演者と仲良くなり、次の仕事を決めてくる。おかげで最近は概ね東京に居ます。Patchのイベント等にも居ないことが多いけど、今回のように参加してる時はメンバーに容赦ないツッコミをビュンビュン飛ばしてくれるので、やっぱしょりくんのツッコミ最高だなって思います。本公演で兄弟と主従を演じた三好を兄と呼ぶけども、このコミュ力モンスター兄弟、身長同じくらいなのに弟の方がめちゃくちゃ強そう。
オススメは「OLIVER BOYS」「SPECTER」「幽悲伝」「磯ミュ」あたり。2番手というか、サブリーダーや従者や相方を演るとめちゃくちゃ光るなぁって思います。身長も高いしガタイもいいんだけど、そういう役をやっている時のしょりくんは自然と隣にいる人より小さく見えるので、舞台での立ち振舞を工夫してるのかな。わたしのフィルターかもしれない。外部舞台の「Second You Sleep」では主演(Wキャスト)をやっています。正直星璃くんの東京での客演を見れていないので、このへんは詳しい人にオススメを語ってほしい。
今後も東京の小劇場での客演が決まっているので、関東在住の方は是非劇場へ。たまにきまぐれで質問を募集してリプ返しをしているので、何かあれば直接質問できたりします。ホントにマメだわこの兄弟。
追記
星璃くんも安定ですね。本公演も客演もこなし東京と大阪を行ったり来たり、今年はおは朝でもよく見るし、小道具作りだけでなくジャー忍では殺陣付けも担当。ツッコミも益々冴え渡っている。っていうかみんな星璃くんのツッコミに頼り切って、自由度が増している気がする。
◇村川勁剛(むらかわけいごう)@Keigo_Patch⇒@Keigo_Murakawa
(SPECTER:カルロ/ジャー忍:-)
・OPでは最後にラスボスのようにセンターから出てくる
・中立の立場になってしまってた紅組キャプテン
・巌窟少年千秋楽のラストシーンあたりでカ行しか言えなくなったことがある
・魔の三時間の写真を晒される
・12/31をもって役者を卒業され、Patchのマネージメント業に転向。
1991年8月23日生まれの25歳。大阪出身。175cm。リーダー。顔の彫りが深い浪速のイタリアン。ピアノを10年以上やってきたり、高校時代はクラリネットを吹いていたり、イタリア語が話せたり(程度は不明)、やることなすこと王子様キャラ。しゃべると結構普通の男子。寝る前と起きてからの三時間は人前に出せない見た目をしている。運動や殺陣が苦手で体力がなく、舞台袖でよく倒れていた。実は○○オタクなんだけど、本人があのキャラ封印するって言ってたので封印しときます。あのリーダーめっちゃかっこよかったけど(知りたい人は「タダミライブ」でググったら感想出て来るんじゃないかな?)。小型犬を飼っている。
松井と同じくPatch結成前からプロジェクトに参加していた最古株。井上を鬼のように可愛がっていて、井上に送ったLINEで「(降ってくる雨が)全部たくややったらいいのに」という迷言を残している。どういうことやねん。井上を「たくちゃん」竹下を「けんちゃん」星璃を「しょりたん」等メンバーをあだ名で呼ぶことが多いが、唯一年上の中山のことは「義紘さん」呼びなのが真面目だなって思う。
そして、パチ合戦をもって劇団Patchを、役者を卒業されました。最後のブログがすごくよかったので直接リンク貼りたかったんだけど、このエントリを書いてるうちにブログの個人カテゴリがまるっと消えてしまった…しょうがないけど寂しい…。twitterは残ってるので、遡ってリーダーの人となりを感じて欲しい。
きれいな顔をしているし単純なファン数も多いだろうし、ファンサもとても丁寧でいつでも笑顔で、そんな素敵な役者が舞台から降りてしまうのはとっても惜しいとは思うのだけど、これからもPatchに関わっていてくれるのは嬉しい。いつか、総合プロデュース:村川勁剛、主演:松井勇歩っていう舞台が見たいです。
頑張れ
— 松井勇歩【劇団Patch】 (@patch_yu1030) 2016年10月11日
俺も頑張る
負けんな
俺も負けへん
突き進め
俺も突き進む
お互いまた一からやろう。
これからもよろしく頼むで。
けいごう。
そんなシンメでツートップな二人が兄弟役として、Patch結成時からの夢だったピロティ公演を果たした「幽悲伝」がほんっっとアツ過ぎなのでオススメです!この一文書くの二回目。あと「巌窟少年」でのリーダーが良い意味で気持ち悪くて好き。
最後の本公演となった「磯ミュ天晴版」はめちゃくちゃ楽しくて笑顔になれる作品で、最後の作品が磯ミュなのはとても良かったぁって思う。エンディング曲の歌詞の「また会う日まで ごきげんよう」という部分があまりにマッチしていてわたしはめっちゃ泣いてしまったけど、舞台の上のリーダーは目を潤ませながらも笑顔だった。
追記
マネージャーさんだから当然といえばそうなんですけど、現場でしょっちゅう見かけます。本公演の時は役者時代と変わらない素敵な笑顔で迎えてくれる。ジャー忍では前説もやってました。結構グダグダだったけど笑
松井さんが舞台にいると安心するように、現場に村川さんがいると安心する。どうやら最近マネージャーさんやスタッフさんもかなり入れ替わったようで、もうめちゃくちゃ大変だろうけど応援しています。
以上、一期生八名。2017年1月現在、七名。結成時は15人だったので、リーダーの卒業で半分以下に。わたしは元メンバーとか結成当時のことを伝聞でしか知らないので、以前からのファンの人にマーケティング記事とか思い出を書いて欲しい…。
劇団Patch一期生。
— 三好大貴(劇団Patch) (@patch_run) 2016年10月25日
星璃を除く現状メンバーで
結成当初の円陣をした。
リーダーとのラストステージ。
必死のPatchでやったんで!
おおきにー!!!!!#磯ミュ #平賀源内 pic.twitter.com/wfaqs7bpki
こういうのに弱すぎてこの日電車でめっちゃ泣いた。
というわけでざっくり紹介でした。ざっくりといいつつ長いのすいません!やはり16人は多かった…。各エピソードのソース(ブログとかtwitterとかラジオ)も明記したかったんだけど、多すぎてめげました。エピソード自体もまだまだある。
とりあえずパチ合戦にかこつけて(もう一週間前だけど)メンバーのことだけを書いたので、今後本公演の話とかラジオの話、細々したイベントの話とかもオススメしていきたいです。タイトルに思いっきりメンバー紹介編とか書いてしもたしな。
あ、色んな子のオススメに「SPECTER」を書いたけども、実際SPECTERは「TRUMP」と「LILIUM」を見てから改めて見てほしいです!損はさせないので!
追記
そんなこんなで、2017年10月現在12人(一期生6人・二期三期生1人ずつ・四期4人)です。減ったとはいえまだ半分が一期生なんだなぁ。
準劇団員という形で、
奥本智海くん
久保晴渡くん(@kubo_haruto_)
が最近ワタナベ関西に入りました。二人共まだ学生(奥本くんに至っては脅威の13才)なので今後Patchに入るかはまだ未定だし舞台への出演も未定なので、この辺も見守っていきたいところ。
あと2016年時点でのデータですが、勝手にステータスまとめを作っています。
全てにおいてTHE平均なのがおもしろい。
去年自分用に作った、ぱちめんの誕生日(年齢)・身長・血液型・身長一覧。16人しか居ないのに、誕生月とか血液型の分布のバラけっぷりが一般的に言われてるのと近くてなんかおもしろい pic.twitter.com/qJtMQLZJxD
— 為奈@まゆぱち (@owl_sunflower) 2017年1月19日
※これ血液型が間違ってるようなので(尾形がAでなくB型)、二期生以降の血液型のソースあれば教えて下さい。一期は結成時のプロフィールからだからおそらく合っている。
DVDオススメ記事とかも書いてます
あとは「Patchって基本的にどういう活動してるの?」的な記事が書きたいのだけど、とりあえず来週の初の東京公演が楽しみです!
里見八犬伝が再々演らしいので初演と再演のキャラ感想。
DVD化されてないのに、かなりの若手俳優クラスタが一度は見ているであろう里見八犬伝が再々演されるそうですよっと。
山崎賢人主演「里見八犬伝」が再び!2017年4・5月に全国12会場で https://t.co/0dV3xYUbKG pic.twitter.com/PiXPTEWCDa
— ステージナタリー (@stage_natalie) 2016年11月28日
こう…色々ツッコミどころが多い作品ではあるのですが、おそらくわたしが初めて行った2.5以外の「若手イケメン舞台」(って言い方も良くないんだけど)だったので思い入れもあるんです八犬伝。何よりキャラ造形とビジュアルはすごく好きだった…再々演、キャストによっては行ってしまいそうな気がする…
って思い出してたら懐かしくなったので当時の感想をサルベージ。やっぱり親兵衛の項に「早乙女友貴/高杉真宙」って並ぶの面白いですね。(TRUMP的な意味で)
以下コピペです。基本的に敬称略。
◆前提
・2012年の初演版は大阪公演を一回見ました
その時の感想→
・予習として舞台までに岩波から出てる原典で5巻まで読んだ(その後全巻読んだ。普通におもしろかった。)
・他に見たのはM&Oplays八犬伝(2013年/阿部サダヲ主演)・TBSドラマ八犬伝(2006年/滝沢秀明主演)
脚本、演出については他の方が考察とかしてくれていて、わたしの言いたいこと全部言ってくれてる感じがするのでキャラのみの感想でいきます。
キャストの過去作品の話もめっちゃするのでただの役者オタの戯言です。
初演の話結構忘れているのでトンチンカンなこと言ってたらすいません。
信乃(西島隆弘/山崎賢人)
どちらもかわいい系男子なんだけど、にっしーは声高めで賢人は低いのでそこが一番違ったかなぁ。西島信乃は浜路連れて逃げるのもお義父さん殺しちゃうのも仕方なく殺っちゃったできれば殺したくなかったって感じがあったんだけど、賢人信乃は脚本追加で出自がはっきりした分お義父さん(というか大崩)をめっちゃ恨んでるのがわかるので、殺したこと自体はそんな後悔してないような。それぞれやさぐれ方が違う。ダークヒーロー感あるのは賢人信乃かな。ってかもしかして口調も違う?賢人信乃は「~じゃねぇよ」っていうヤンキー感あったけど西島信乃はもうちょい口調がきれいだったような…?大河でのイメージが混ざってるかもしれん。声のイメージって大事。殺陣は普段ダンスしてるにっしーの軽やかな感じが好きです。
荘助(渡部秀/村井良大)
あとで小文吾の項でも書くと思うけど、初演が発表された時この二人のキャスト逆だろ!!って言ってたんですがまさか本当に村井が荘助をやるとは…。
結果的に、信乃と仲が悪く結構自我が強い荘助と、農民で畑仕事しながら弟妹と一緒に暮らす小文吾という設定を見ると渡部荘助と村井小文吾はすごくよかった。
にっしー信乃と並ぶと身体も大きく、きっとガチで戦ったら自分の方が強いであろう渡部荘助(負けてたけど)が抱えるコンプレックスはすごくわかりやすかった。あと普通に舞台映えするんよね秀君。これが初舞台だったとは思えない。真田十勇士も素敵でした再演楽しみ。
村井荘助は個人的に原典荘助のイメージ(ちょっと貧乏クジひいたりここぞと暗躍したりするあたり)にぴったりで、だからこそ舞台設定の荘助に違和感を感じてしまった。それほど小文吾が良かったからかもしれないけど、脳内では良い子な荘助がすっごい悪態ついたりしてるのにoh…ってなった。
村井の細かい演技は今回も健在で、人が話してる時の視線や表情はほんとすばらしかったです。最近見る村井が青真田の六郎とマホロバのザッパだったのでもっと救われる役もやってほしい…
道節(加藤和樹/馬場良馬)
和樹道節はヒゲだし悪役メイクすごいしで最初出てきた時誰かわかんないほどだったので、ばばりょ道節めっちゃ爽やかやな!ってちょっと笑った。初演感想でこの道節めっちゃ胡散臭いからマジで火遁の術使えそう…って言ってたらばばりょ道節めっちゃどっかんどっかん火薬使ってて更に笑ってしまった。あれ結局どういう能力だとか説明なかったけど原典未読の人はどう思ったんだろう…気になる…
刀の構え方は変わっていたけど、親子関連の脚本は変わらず。今回も良い裏主人公でした。先述した悪役メイクのせいで和樹道節は悪堕ちしきってる感じで、ばばりょ道節はまだ心のどこかで父親を探している感じ。このへんは丶大役の違いもあるかも。
小文吾(村井良大/荒井敦史)
荒井小文吾にあんまり農民感がないなと思って見てたら元武士という設定追加(?)されてて納得。芋持ってきたりとかしてなかったよね?でもその設定があったならぬいと房八が襲われた時にもうちょっと抵抗すんの頑張れよ…!とも思ったり。
村井小文吾は優しい(けど怒ると怖い)あんちゃん、荒井小文吾はちょっと荒っぽいけど心は優しいあんちゃんって感じ。中の人の年齢のせいかもですが、5~10歳くらい歳の差ありそうなんだよな。色々悟って大人びてる村井小文吾とまだ若くて青い荒井小文吾。
ただ、荘助と逆だろ!って思ってた村井があまりにハマッてたせいで荒井くんの印象が自分の中でちょっと薄目で…。体格に差があるので殺陣とかに違いが出てたと思うんだけども。荒井くんごめん。
親兵衛(早乙女友貴/高杉真宙)
原典だと房八の息子が親兵衛なんで、初演で房八やってた真宙くんが再演で親兵衛やるってのはとても興味深かったです。
ただ殺陣に関してはどうしても比べてしまうだろうからどうするんだろう…?って勝手に不安になってたんですが、玉の力をフル活用したり刀引き寄せたりとファンタジックな殺陣になっててびっくりした。そういう方向性で来たか!玉の力使いまくるのは親兵衛っぽくて良い。
こどもっぽくて、人の心がよくわからないというキャラは同じなんだけど早乙女親兵衛の方が底知れぬ恐ろしさがあって、高杉親兵衛は頭の良いだけのこどもって感じがする。ただこれは直前まで鎧武のミッチを見ていたせいな気がする。友貴くんは八犬伝で初めて見たし。
真宙くん舞台でもっと見たいのでこれから経験積んで欲しいです。
毛野(矢崎広/玉城裕規)
玉ちゃんさん。ペダステは見てないので動くとこ初めて見ました。美人さんやなーぴろしとは顔の系統が真逆。濃い目の顔に女の化粧して女田楽の格好ということでなんかやたら濃くて、男が女装してます感が逆に出ちゃってたかも。矢崎毛野は切れ長系のメイクで和服美人って感じだった(どっちにしろ女装感はあるんだけど)そういう意味で女→男のギャップが大きかったのは矢崎毛野の方かな。
柿食べながら適当に人の話聞いてる毛野が可愛かったけど再演ではなかったのが残念!
毛野に関しては設定追加も特になくて、大きく変わったところはなかった?と思う。矢がいっぱい刺さったりはしてたけど。
大角(市瀬秀和/丸山敦史)
結構変わっててびっくりしたのが大角。元ヤン(という言い方も酷いが)設定って前もあったっけ?なかった気がする。
化猫退治はないし現八と一緒にいないので大角個人の見せ場がなくなってどうしても影薄くなっちゃって、市瀬大角はほんと説明+殺陣要員(そのかわり対大人数殺陣はめちゃくちゃかっこよかった)キャラになってたから丸山大角のラストバトルはほんっと良かったです。殺陣が荒削りなのも良かった。再演の恩恵を一番受けてると思う。親兵衛とは違うパターンで、殺陣がどうしてもグレードダウンしちゃうのをカバーした感じ。
ただそっちの設定盛ったからか瘴気の影響をかなり受けて弱ってるってところが薄くなってたので、あとから思い返すとあれ?丸山大角なんであんなに咳き込んでたんだっけ?って思った。まるっとなくてもよかったかもしれない。
現八(荒木宏文/石垣佑磨)
これまた見た目が正反対。再演現八石垣さんだと聞いた時にめっちゃ合うな!って思ってたけどほんと合ってた。腕っ節だけで生きてきた不器用な武士。あらやん現八は線が細いせいかちょっとプレイボーイ感があるというか、ぬいちゃんからのアプローチも普通に受けてたし人の話を敢えて聞かずに寝転んだり違う方向見たりしてた。石垣現八は単純に空気読めなくて人が話してんのに薪割ったりしてた。アドリブ部分といい、重い話に少し笑いを入れてくれるのがありがたかったです。
同じように牢に囚われてたわりにはグレてないんですよ石垣現八。あらやん現八は何を信じればいいのかわからなくなってちょっとグレてて、石垣現八は何を信じればいいかわからん!けどそのうち信じるものが見つかるだろ!くらいの明るさ。いや悩んではいただろうけど。
あと初演での早乙女・市瀬の殺陣得意組が抜けた分再演では石垣さんに期待してたら案の定キレキレの殺陣を見せてくれてすごく満足です。
浜路(森田彩華/江田結香)
どちらも知らない方だったので先入観なく見てたんですが(江田さんはフォーゼに出てたのあとから気付いた)、森田浜路が生き返ったあとも守ってあげたい系女子だったのに対し江田浜路の強そうなこと…!!手を使わず起き上がったのめっちゃびっくりしたし、そのあとのくノ一衣装替えには「!!!??」ってなってた。ちょっと露出が極端すぎじゃない?特技の新体操を活かした殺陣はかっこよかったけども。
正直初演の浜路のイメージが薄くて、原典以上に可哀想だな…って思っただけなので再演でここまで濃いキャラ付けされたらインパクトはありましたが、この浜路と一緒になりたい(死にたい)かってなるといや…そうでもないんじゃない…?って思ったり。
結局誰からも愛されていなかった浜路だけども、どちらかというと江田浜路の方が救われた感じがする。村井荘助の演じ方のおかげかもしれないけど。
丶大法師(山口馬木也/松田賢二)
再演キャスト発表された時ケンジマツダとばばりょが親子に…!?ってだいぶ笑ってたんですけどこっちの親子もめちゃくちゃ素敵でした…。山口丶大の色んな修羅場乗り越えてきた只者じゃない感も好きだけど、こいつ絶対坊主じゃねぇ!って胡散臭さは松田丶大がさすがでした。仲悪い八犬士をまとめる(一瞬だったけど)感じは学校の先生みたいだなーと思ってたんだけど、山口丶大が生活指導の先生で松田丶大は元ヤンの先生みたいな?
再演の方がなりふり構わず伏姫に言い寄る必死さと後に退けなさがあったんだけど、これは富山の祠が初演は舞台下手にあって再演は中央にあったからかもしれない。松田丶大めっちゃウロウロしてたし八房にも食って掛かってたし。山口丶大は上手から語りかける感じだった気がする。
若手キャストばかりの中でどっしり構えてくれていて安定感があるので、出てくるとなんだか安心するお二方でした。
左母二郎(小澤雄太/猪塚健太)と悪四郎(横山一敏)
一番びっくりしたキャスト変更。正直初演左母二郎はJAEさんの誰かだと思っていて(横さん悪四郎と一緒にいるから)、二刀流だったことくらいしか覚えてなかったのでそこに猪塚が入るの!?どうなるの!?って不安だったんですけどキャラだいぶ変わった…のか…?本当に覚えてない小澤左母二郎。すいません。
白の着流しで髪を後ろで束ねてて、悪役っぽくないキャラ造形だなーと思ってたら声が低くてびっくりした。そういえば猪塚の声はレスキューフォースでしか知らなかった。今回も二刀流で、やっぱりメインは現八とのバトル。現八の殺陣が動だとすると左母二郎は静って感じでスマートなかっこよさでした。
八犬士も里見の殿も伏姫(霊)も丶大も、クズしか居ねぇ!っていうこの舞台で唯一まともなキャラだよなと思います左母二郎と悪四郎。原典ではどっちもただの悪役なのに。玉梓に最期の瞬間まで仕えていて、化物と化してからも玉梓のために行動する。THE★武士の鑑じゃないですかちょっと八犬士見習って!この二人を!
横山さんが唯一の同役続投でいいんですかね?それは嬉しかったんだけど、早乙女親兵衛とのラストバトルが好きだったのに再演では高杉親兵衛じゃなく玉梓にうっかり殺される感じになってたのがすごく残念!でもやっぱり横さんの悪役素敵!!
伏姫・玉梓(香寿たつき/白石美帆)
香寿さん圧巻過ぎた…多分私が舞台で初めて見た元タカラジェンヌ。白石さんだと迫力があまり無いんじゃないかと思ったら、そもそも再演玉梓がかなりか弱い存在になってた。そして伏姫は前以上に電波っぽくなっていた気がする。っていうかこの舞台の玉梓悪くないよな?
伏姫と玉梓の演じ分けは良いと思うんですけど、ラストで玉梓の衣装のまま伏姫として台詞を言うシーン、ややこしいな!着替え間に合うやろ!って言ってたけど再演でもそこが変わってなかったので演出的なこだわりなんだろうか…?
ただ伏姫はそもそも出番が少なく、ラスボスの割には玉梓が邪悪な存在でもないためにこの二人の印象自体が結構薄め。その分八犬士に尺が言ってるもんなーやっぱ舞台の尺で八人は多いんだろうなぁ…
義実・房八・ぬいについては初演の記憶も薄れてて今回どこが変わったかわからなかったので省略。すいません。
Building 202 舞台「アワーベイビー」 感想メモ
公演から1ヶ月半も経ちまして、パンフも届いてだいぶ経つんですけど今更アワベビ感想続き。
もはや感想なのか?ほぼ自分用のメモみたいなもんです。
だいたいの文章は9月頭くらいに書いてたんだけど、8,9月と作品タイプの違う観劇が続いて脳内混乱してたのでほったらかしてた。
ちなみに前回、見たその日に勢いのまま書いた感想がこちら↓
めっちゃ怒ってんなwwwって自分に草生える。
でも今書いても絶対こういうテンションにはならないから、勢いの感想も大事ですね。
改めて、公演詳細はこちら。
わたしが見たのは14日の昼と15日の夜(楽)。アフタートークある回制覇したいくらいだったんだけどさすがに仕事の都合がつかなくてあきらめた。
人生で初めて自ら最前列座りに行きました。近かった(当たり前や)
以下感想です。当日のツイをコピペしてるとこもあるので今日=15日夜(楽)で昨日=14日昼です。
時系列とか全然まとまらなかったので箇条書き。同じようなこと二回言ってそうだけどすいません。
・結局光樹の話をしてしまうのが悔しいんだけども、何で光樹あんなに浮気症なんだって考えてた時にこちらのツイ
光樹が本当にクズで和季って何で浮気されても許しちゃうんだろうとか、光樹も何で和季以外の相手に惹かれるんだろうかと自分なりに考えたら、光樹は別に采花の事も特に好きなわけじゃないんだろうなって。光樹って寂しさに惹かれるだけでその人自身に惹かれてるわけじゃなくて→
— 笙 (@star_ra1127) 2016年8月15日
自分の中にある空洞みたいなものを埋めるために寂しい人に惹かれるんじゃないかっていうのを勝手に思ってる。だから最初の出会いも寂しそうにしてる和季に惹かれ、だけど和季を知れば知るほど、和季は光樹とは違う寂しさもあるけれどそれよりも強さをもってる事に気付いて光樹は辛いんじゃないかとか。
— 笙 (@star_ra1127) 2016年8月15日
がすごくしっくり来て、なるほどなーって。寂しい人をほっとけないタイプ。
じゃあなんでほっとけないのか、光樹自身が(両親共働きとかそういう意味で)子どもの頃に寂しい思いをずっとしていたからだったり…?ってこういうこと考えるからオタクめんどくさい。
・色んな感想を見て「自分だったら~」って視点で見てる人が多いことに気付いて、自分はあんまりそういう見方しないなぁって思った。あくまで物語の外側。
・深読みしすぎるオタクいい加減にしろよって話もうちょい続けますけど、和季がこどもを望めない身体であったなら、あんな無茶な話を受け入れるのもちょっっっとだけわかる…気がする。もしそうなら、好きな人の実のこどもを一緒に育てられるなんてそうそうあるわけじゃないから。
冒頭シーンで和季が「産まれろ」って切実に言ってるのがすごく気になってたけどそれもしっくりくるかな…って。
あとめっちゃ首根っこつかんでトイレから采花連れ出すとことか、相手が光樹という以前に「望まない妊娠」をした采花に対しての対応がすごく怖くて。怨念を感じる。
・足元に風船転がってるの危ないなーでも昨日もあったよな、じゃあ小道具の1つなんだなって見てて、今日は大きめのピンクの風船に赤いリボンが結ばれて、あれはへその緒なのかな(もしくは率直に精子かな)って思った瞬間和季が包丁で割ったのでめっちゃびびった。昨日は黄色で、割られなかった。そのシーンの時に丁度和季の手元にあるかないかの差かな?わざわざちょっと遠くに転がってるのを割るのは変だし。昨日も今日もだいたい机の下につっこんでたし。
どっちにしろ、ちょうど和季の身体についてふわっと考え出した矢先だったので怖かったです。
・衣装毎回違ったっぽいけど、今日の采花が白のロングワンピで(トイレの)女神感半端なかったし、ノースリタートルネックの和季はたいそう…エロかったので…光樹お前こんな可愛い彼女がいながら…って思ってた。
・光樹と和季の出会いが語られる過剰演出シーンのBGMって日替わりだったのかな…昨日何だったか忘れた。楽はKiroroの「長い間」で、なまじ歌詞を覚えているだけに「光樹お前な…全部わかっててこの曲選ぶか…」ってまた怒ってた。キャンドル型ライトの接触悪くて全然つかなくてテンパってたのわろた。
・光樹の「それ取って!」って雑な言葉に一発で「これ?」ってリボン差し出せるとことか、余興の茶番で漫才のような掛け合いしちゃったりとか、光樹と采花の相性地味にいいんじゃね?って思ってしまうなーこれは狙ってるんだろうなー。寛也もちょっとそれに気付いてイラっとしてるような気がした。ただこの二人がうまくいくとは微塵も思わない。
・「和季(かずき)」と「光樹(みつき)」の名前が男女逆っぽい話。特にパンフで由来がどうとかは言われてなかった。そもそも今回の場合、名前だけで男っぽい女っぽいという議論自体が野暮だと思ったのでこの話終わり。
・もいっちょ小道具メモ。本棚にあしたは土曜日、大槻ケンヂの文庫(タイトル見えず)、「サンボマスターは君に語りかける」のCD。机の下には雑誌(多分アメカジ)
あの机の形のせいでソファの下にいる寛也の顔は最前からでもちょうど見えない。絶妙に見えない。
・始まった瞬間に(うわ光樹めっちゃらんくんっぽい)っていう謎の印象があったんだけど、対談読んだら実際アテ書きもあったらしく笑った。でもどの辺がらんくんっぽいって思ったかは忘れた。なんだろう動きがちょっと大袈裟なところとか…?(すいません)
・この男女数人の煮えきらない恋愛、何かを思い出す…って考えてたんだけど柴門ふみ作品だわ。でも演者もスタッフも(そもそもわたしも)特に柴門ふみ世代ではないわな…ふと思っただけです。
ここから感想というより更にどうでもいい話。
オンタマとアワベビが同じビルなのがすごく好きな設定で、トウマと光樹は階段ですれ違う時に話すようになって仲良くなりそうだし、和季とナツミもゴミ捨て場とかで会ううちにお茶する仲になりそうとか考えてて。
ハルはそういうのに縁がなさそうだなと思っていたら、らんくんが「Building303号室はバーで下の階の住人が来たりするかもしれないらしい、ハルとか」って言っててそれは見てみたいなーと。
上に上に上がっていくから201号室(例のひとりで住んでる女の人の部屋)には戻れないらしいけども、朗読劇とか脚本だけとかでいいから見てみたい。クロスオーバー作品がすごく好き。
次回作、楽しみにしています。
マハゴニー市民になった日(マハゴニー市の興亡 市民席感想)
嵐が丘以来約一年半振りの推し舞台に行って来ました。推しは山本耕史さんです。推しを推すようになった記事とか書きたい。
内容についてはまだ公演が残ってる(あと4回)ので詳しくはまた今度にして、マハゴニー市民席の体験談を残しておきます。
マハゴニー市民席とは?
http://www.mahagonny.jp/UserPage/Detail/5
ざっくり言うと舞台上に作られた席です。ちなみにパイプ椅子。尻が痛いけど一時間で休憩あるからギリギリセーフって感じだった。
セットや役者により近くなるのは個人的には勘弁願いたかった(※チケ購入時の話。最近は近いのも楽しい)んだけど、5000円という安さに負けて買ってみた。
こういう紙が配られる。
客席12列分をつぶしてせりだしたセットになっていたため、最前列も舞台と同じ高さになっていてびっくり。舞台めっちゃ広い。奥行きがヤバイ。50mくらいあるらしい。
で。
単純な近さだけなら小劇場の最前列の方が常に近いんだけど、同じ舞台の上っていうのが凄かった。振動が直で伝わってくる。役者のドタバタした動きが 、特に主人公ジムが暴れてダァン!って足を踏み鳴らすとこが何回かあるんだけど毎回ビクッて反応しちゃってたし、銃を撃つシーンは観劇2回目だったのにびびってギャッって言っちゃってたと思う。
目の前を美人なお姉さんが通るといい香りがする。席によっては結構役者さんに絡まれる。お姉さんに色っぽいファンサをもらってわたしの心に居るオヤジが「ヒュゥ~」って言った。
バミリって暗くても結構見えるんだなぁ。
これはネタバレなので詳しくは言えないけど、市民が参加できるシーンがラストにあります。
市民席にドレスコードが一切なくて、じゃあ何でもいいやと普通の服でいったらそもそも役者の衣装がめっちゃカジュアルだったという。シャツとかセーターとか。
そのおかげで市民席の客と役者の境界が曖昧になってて、いきなり誰かが立ったとしてもそれがアンサンブルさんなのか客なのかわかんない。
参加できる(しなかったけど)ラストになるほどこれはすごい!!って思ったので是非見に行って共感してほしい。
あと、わざわざそれ見たくて狙って座った(整理番号制自由席)とはいえ、目の前というかほぼ足元に転がる推しの背中を見る日が来るなんて…って謎の感動をしていた。隣のお姉さんも同じようなことを言っててとてもお友達になりたかった。
休憩中はなんと舞台上を(ほぼ)自由に見学できるという特典付き。これ逆にお金取っていいやつなんだけど!?いいの!?5000円やで!?!?
メインとなるピンクキャデラックの中とか、その後ろのスーツケースや上着、大量の酒(割れないようになんか加工されてた)や散乱したトランプ。バンドの楽器も見れる。車こうなってんだーってめっちゃ下を覗いてた。
ちなみに演出の白井さんがいつの間にか現れるので(劇場の妖精さんだから…)普通にお話しできたりします。
基本横から(もしくは後ろから)登場人物たちを眺めることになるこの席、どういう意図で設定されたかというと、9/18のアフタートークで白井さんが「見切れを怖れない、人や物が邪魔でちょっと見辛いなっていう面白さが良い。今は無き青山の円形劇場でずっとやってきてあの形がとても好きだったから、今回それっぽいことをしたかった。役者の表情は客の8割が見えてるけど、その時の背中を見ることができる。逆も然り。すごいことですよね」とおっしゃっていて、山本さんも「(舞台の)奥の方の方とか、役者越しに客席を見ることになるじゃないですか、それってすごく貴重だと思うんです。僕も客として見たい。誰か代わりにジムやってくれないかな笑」だそうで。常に劇場で新しいものを模索しているお二人なのでこういうものが生まれたのだなぁと。ここのタッグすごく好き。
いやほんと貴重な体験させてもらった…
わたしは最前列上手寄り→市民席下手側前方→二階席後方ドセンという結構色んなとこで見たけど、市民席が一番楽しかったなぁ。勿論最初に最前で見たから見るポイントがわかってたっていうのもあるんだけど。
あと二回見れるなら三階(音響が良い感じだったらしい)と市民席の上手の奥の方で見たかった。けど仕事もあるので大阪に帰ります。
何回も見たくなる舞台はあるけど、こんなに色んな席で見たい、どこで見ても楽しめる舞台ってすごい。
マハゴニー市の興亡市民席、こんだけ言っといてあと4回だし残席ないかもだけど、おすすめです。
ちなみに二階席からは物理的な見切れ大量発生(舞台がせりだしてるせい)なので一回しか見ないなら絶対一階。
真田丸の三成も今日で退場することだし、山本耕史=時代劇の人ってイメージがあって、明日とか明後日予定空いてる方は見に来てくれよな!!!
休憩中、キャデラックの前(つまり舞台のセンター)に立ってそこから客席を見上げてみた。いつも推しの目に見えている風景があった。
芸歴=年齢で、そもそも歳も一回り近く違う。人生も生活も考えてることも何もかもが自分と違う推しさんだけど、同じものを見ることができたのはなんだか感慨深かった。
アワベビ初日感想
(10/13)加筆修正しないとか言ってたけど、記事タイトルがややこしくなりそうなのでそこだけ変えました。
これの感想を書くためにはてブロ始めたと言っても過言ではない。いやマジで。
明日の千秋楽も見に行くのでそれ終わってからにしようと思ってたんだけど、思うところがありすぎたので折角だから一回見た状態の感想も残しとく。大楽終わったら、またはパンフ(←本番に間に合わずまさかの会場予約って!)読んだら視点が変わるかもしれないし。
あらすじ、登場人物等は公式ページ参照。
以下、帰りの電車でメモってた率直な感想。話の順番バッラバラです。
とりあえず、誰でもいいから光樹を殴れよ!!!
話ぐちゃぐちゃになりだしたとこらへんからずっと胃のあたりが気持ち悪くて、何で誰も殴らないんだろうってずっと思いながら見てた。采花はともかく寛也も和季も殴れよ殴っても誰も怒らないわ。もしそれで光樹が怒るならその時点で見捨てるべき。途中で和季が采花に包丁を向けるシーンがあるけど(話の流れとしては自然)、その包丁は寛也が光樹に向けるべきだろ。それができないのも寛也の優しさとか弱さなんだろうけど。
最初に寛也と采花が来た時、和季の誕生日だとわかって今日は(問い糺すのを)やめとこっか…?ってちょっと消極的だったのに、光樹がやんややんやプロポーズだのW挙式だの浮かれて(誤魔化すためかもしれないけど)たのを見て、二人ともイラっときて(今言ってやろうお前だけ幸せにしてたまるか)って思ったかもしれないの怖い。
部屋に来ていきなり光樹を殴って全部ぶちまけて、というわけでこの子は俺の子として育てるからって言って光樹と縁を切るくらいの気概が寛也にあればなー無理だよなー
記憶違いだったら申し訳ないけど、采花が妊娠したって言った時に光樹が最初(でなくてもかなり早いうちに)「何ヵ月?」って聞いたのがもうきっもちわるい。そりゃ一般的に聞くことだけど、寛也に出張じゃなかったっけ?って確認したり、何ヵ月?って聞いたあとに一回濁したり…どちらにしろあの二人が揃って来た時点でまさか、って思ってそう。あんなに人の話聞かずにあれこれ自分の話をして引き伸ばしてたのも、後ろめたいことがあるからっぽくて。
光樹が時折寛也のことをめっちゃ冷たい目で見てる時があって、なんでこいつこんなクズなんだろ…?ってちょっと考えたけど、おそらく(勉強的な意味で)頭良くて、ああいうサプライズ演出とかしちゃうマメさがあって女子にモテて、今までそんなに大きな失敗をしないまま大人になったんだろうなーって思ったので今後改善の余地があるクズだな。クズには変わりない。ゼクシィ熟読しすぎて付箋だらけのボロボロにしてるあたり、和季と結婚したいのは本心だったってのは救いかな…?
一番まともっぽいのは和季だけども、何回浮気をされても光樹を許してしまうあたり絶対友達になりたくねぇ…光樹の提案をみんなが受け入れるところで、ずっと(和季逃げろー今なら間に合う逃げろーー)って心の中で応援してたけどそうはならなかった。将来和季のことだけを見てくれる素敵な年上の男性が現れてくれることを祈る。
最後のシーン、和季は向こう向いててそれを抱き締める光樹も客席に背中向ける形になってて、寛也も采花の顔の向こうに頭置いたから、四人の中で表情見えるのが采花だけになったのが印象的。
ずっと謝ってはいたし母としての覚悟がないわけじゃないんだろうけど、結局采花の心のうちがいまいちわからないまま終わった…ってことは冒頭のあれが本心かもなってゾッとした。ラストが冒頭につながらなかったから夢オチかイメージ的なものだと思ってたけど、全員の本心だとしたら。子どもを産みたくない采花、自分の子どもを愛したい寛也、子どもができれば光樹の心が離れないと信じたい和季、あたふたしている光樹…やっぱ光樹あかんな…?
もうとにかく光樹に腹立ち過ぎてずっと光樹の話をしてしまうのが悔しいけど、もしらんくんが光樹じゃなく寛也を演っていたとしたらわたしはずっと寛也可哀想って話をしているかもしれない。
明日は光樹以外の三人のことを見ようと思います。
◆その他気になったこと
・「和季(かずき)」が女で「光樹(みつき)」が男っていう、それ入れ替わってない?誤植?っていう違和感。漢字だけ見ると確かにちょっと女子っぽい「季」と男子っぽい「樹」だけども、舞台では耳でしか聞かないし。どっちもきで終わることもふくめてなんか意図があるのかな。パンフに書いてるかな。
・エヴァの本とかよつばと全巻(多分)とか、そこはかとなく漫画好きっぽいけどオタクではないくらいのさじ加減好き。amazonのでっかい箱にちょっと笑ったし、二人で撮った写真とか海外の写真とか絵とかが飾ってあるリア充部屋なのにカレンダーが素朴。(マジで実家のやつと聞いて笑った)
・どのへんがどう実体験を元にしているのやら。
・リアルに近い話だから全員服も私服っぽいしメイクもあんまりしてないので、光樹と寛也の顔の濃さが違い過ぎたし、光樹が「すぐ浮気するクズだけどイケメンだから許される」って記号のキャラにはなってないの笑った。らんくんのすっぴん(という表現もあれだけど)好き。
・オンタマが101号室で、トウマの言う「上の階に住んでる女の人」が繋がってくるのかと思ったら今回202号室だったし、オンタマの脚本を見直したら「一人で住んでる人」だった。アフトーで「この(壁の)向こうに住んでる人なんですよね」って三好くんが言うてたのですっきりしました。Buildingスピンオフ見たい。
行ったのがオンタマメンバーアフタートーク回だったのですが、クッションを抱くナツミ二人がめちゃくちゃかわいかったのでオンタマの感想も書きたいなって思いました。以前書いたアンケートの焼き直しみたいな感じになるけど。