ぼちぼち観察記録

見た舞台の感想やオススメや自分語り。関西小劇場と推しさんとミュージカル。

Building 202 舞台「アワーベイビー」 感想メモ

公演から1ヶ月半も経ちまして、パンフも届いてだいぶ経つんですけど今更アワベビ感想続き。
もはや感想なのか?ほぼ自分用のメモみたいなもんです。
だいたいの文章は9月頭くらいに書いてたんだけど、8,9月と作品タイプの違う観劇が続いて脳内混乱してたのでほったらかしてた。

ちなみに前回、見たその日に勢いのまま書いた感想がこちら↓

 

yhforestmk.hateblo.jp

めっちゃ怒ってんなwwwって自分に草生える。
でも今書いても絶対こういうテンションにはならないから、勢いの感想も大事ですね。

改めて、公演詳細はこちら。

三好大貴プロデュース〈Building〉


わたしが見たのは14日の昼と15日の夜(楽)。アフタートークある回制覇したいくらいだったんだけどさすがに仕事の都合がつかなくてあきらめた。
人生で初めて自ら最前列座りに行きました。近かった(当たり前や)

以下感想です。当日のツイをコピペしてるとこもあるので今日=15日夜(楽)で昨日=14日昼です。
時系列とか全然まとまらなかったので箇条書き。同じようなこと二回言ってそうだけどすいません。

 

・結局光樹の話をしてしまうのが悔しいんだけども、何で光樹あんなに浮気症なんだって考えてた時にこちらのツイ

がすごくしっくり来て、なるほどなーって。寂しい人をほっとけないタイプ。
じゃあなんでほっとけないのか、光樹自身が(両親共働きとかそういう意味で)子どもの頃に寂しい思いをずっとしていたからだったり…?ってこういうこと考えるからオタクめんどくさい。

 

・色んな感想を見て「自分だったら~」って視点で見てる人が多いことに気付いて、自分はあんまりそういう見方しないなぁって思った。あくまで物語の外側。

・深読みしすぎるオタクいい加減にしろよって話もうちょい続けますけど、和季がこどもを望めない身体であったなら、あんな無茶な話を受け入れるのもちょっっっとだけわかる…気がする。もしそうなら、好きな人の実のこどもを一緒に育てられるなんてそうそうあるわけじゃないから。
冒頭シーンで和季が「産まれろ」って切実に言ってるのがすごく気になってたけどそれもしっくりくるかな…って。
あとめっちゃ首根っこつかんでトイレから采花連れ出すとことか、相手が光樹という以前に「望まない妊娠」をした采花に対しての対応がすごく怖くて。怨念を感じる。

・足元に風船転がってるの危ないなーでも昨日もあったよな、じゃあ小道具の1つなんだなって見てて、今日は大きめのピンクの風船に赤いリボンが結ばれて、あれはへその緒なのかな(もしくは率直に精子かな)って思った瞬間和季が包丁で割ったのでめっちゃびびった。昨日は黄色で、割られなかった。そのシーンの時に丁度和季の手元にあるかないかの差かな?わざわざちょっと遠くに転がってるのを割るのは変だし。昨日も今日もだいたい机の下につっこんでたし。
どっちにしろ、ちょうど和季の身体についてふわっと考え出した矢先だったので怖かったです。

・衣装毎回違ったっぽいけど、今日の采花が白のロングワンピで(トイレの)女神感半端なかったし、ノースリタートルネックの和季はたいそう…エロかったので…光樹お前こんな可愛い彼女がいながら…って思ってた。

・光樹と和季の出会いが語られる過剰演出シーンのBGMって日替わりだったのかな…昨日何だったか忘れた。楽はKiroroの「長い間」で、なまじ歌詞を覚えているだけに「光樹お前な…全部わかっててこの曲選ぶか…」ってまた怒ってた。キャンドル型ライトの接触悪くて全然つかなくてテンパってたのわろた。

・光樹の「それ取って!」って雑な言葉に一発で「これ?」ってリボン差し出せるとことか、余興の茶番で漫才のような掛け合いしちゃったりとか、光樹と采花の相性地味にいいんじゃね?って思ってしまうなーこれは狙ってるんだろうなー。寛也もちょっとそれに気付いてイラっとしてるような気がした。ただこの二人がうまくいくとは微塵も思わない。

 

・「和季(かずき)」と「光樹(みつき)」の名前が男女逆っぽい話。特にパンフで由来がどうとかは言われてなかった。そもそも今回の場合、名前だけで男っぽい女っぽいという議論自体が野暮だと思ったのでこの話終わり。

・もいっちょ小道具メモ。本棚にあしたは土曜日、大槻ケンヂの文庫(タイトル見えず)、「サンボマスターは君に語りかける」のCD。机の下には雑誌(多分アメカジ)
あの机の形のせいでソファの下にいる寛也の顔は最前からでもちょうど見えない。絶妙に見えない。

・始まった瞬間に(うわ光樹めっちゃらんくんっぽい)っていう謎の印象があったんだけど、対談読んだら実際アテ書きもあったらしく笑った。でもどの辺がらんくんっぽいって思ったかは忘れた。なんだろう動きがちょっと大袈裟なところとか…?(すいません)

・この男女数人の煮えきらない恋愛、何かを思い出す…って考えてたんだけど柴門ふみ作品だわ。でも演者もスタッフも(そもそもわたしも)特に柴門ふみ世代ではないわな…ふと思っただけです。


ここから感想というより更にどうでもいい話。
オンタマとアワベビが同じビルなのがすごく好きな設定で、トウマと光樹は階段ですれ違う時に話すようになって仲良くなりそうだし、和季とナツミもゴミ捨て場とかで会ううちにお茶する仲になりそうとか考えてて。

ハルはそういうのに縁がなさそうだなと思っていたら、らんくんが「Building303号室はバーで下の階の住人が来たりするかもしれないらしい、ハルとか」って言っててそれは見てみたいなーと。

上に上に上がっていくから201号室(例のひとりで住んでる女の人の部屋)には戻れないらしいけども、朗読劇とか脚本だけとかでいいから見てみたい。クロスオーバー作品がすごく好き。

 

 
次回作、楽しみにしています。

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