ぼちぼち観察記録

見た舞台の感想やオススメや自分語り。関西小劇場と推しさんとミュージカル。

ピースピット『グランギニョル』

感想はもっとちゃんと考察をまとめてから、もっとレポ絵を描いてから、ってそんなん一生終わるわけあるかーい!
って思い立ったのでグランギニョル感想です!多分めっちゃ薄っぺらい直脳なことしか言えません。役者さんの話ばっかで演出とか音楽の話が全くできてない…。輪廻夜想やっぱり大好き。

全シリーズのネタバレ、パンフ等の小説、末満さんのニコ生の一部を含んだ感想ですので、どれか未見の方はご注意下さい。

 

マイ初日(8/3)を見て思わずガッツポーズしながら書いたのがこちら。

yhforestmk.hateblo.jp

勝訴のくだりは流石にアホ過ぎたなって思ってます。
SPECTER、まだ見てない人は是非見てグランギニョルと比較してみてね!これ書いた後に見直したら、もっと演出重ねてるとこあって転がってた。

 

東京は2階席上手、大阪は最前下手、5列目上手、20列ドセンといういい感じにバラけた席で見れました。ドセンから見るキャスパレはとても美しかった…。

あらすじとかシリーズ概要を引用しようとしたらめっちゃ長かったのでやめときますね!もしTRUMPシリーズを知らずにこの記事読んでる稀有な方がいらっしゃったらこちらをご参照下さい!

grandguignol.westage.jp

 

例によってキャラごとのざっくり感想。

ダリ・デリコ(染谷俊之

そめさま。刀ステ初演ライビュを除くと初見。彼を推してる知人が何人かいて顔は写真等でよく見てたけど声のイメージがなかったので、ダリの第一声で「おおかっこいいな…」って思いました。
キャスパレ後のチェスシーンでの説明長台詞、他にも専門用語満載の台詞が多かったけどとても耳障りの良い声で聞きやすく、すんなり入ってきたのはとてもありがたかった。そして殺陣うまいなー!開幕一番の教団相手の殺陣が素晴らしくて、一気に心を掴まれた。
そんなわけで全体的に「かっこいい」から入ったけども、ヨハネス卿やゲルハルトと騒いでるところはお茶目で可愛いし、拉致られたり担がれたり繭期でハイになってたりと可愛い要素がどんどん積み重なってきた。TRUMP時のダリちゃんのことそこまで気にしてなかったんですけど好きになっちゃうじゃないですかこんなの。

フリーダ様のこと愛してたんだろうなぁってわかるし、下っ端下っ端言いつつマルコにも愛着持ってそうだっただし、ハンターコンビとも最終的に仲良かったし、思ってた以上に穏やかな人だった。全体的に言葉足らずだけど。TRUMP時の厳格な性格はフリーダ様の残した言葉の影響なのか…?ってこの辺の考察はしてる人いっぱいいるしCOCOONで色々明かされてしまうかもしれないので投げます。ぽーい。

ラストシーンの表情も声色もとてもよくて、一度エピローグでおさまった涙がもっかい溢れる。ウルをそっと噛むSEがおそらくTRUMPでソフィが最後にウルを噛んだ時と同じ音で、それはつまりきちんとイニシアチブがきかなかったんじゃないかとも思えるのだけど、ウルがあの年齢まで生きて抜いたことを思うとそうでもないかな。クランに入るまでにどこかでウルが攫われて、ダミアンコピーとして教育されてしまう可能性だってあったのだから、ダリはちゃんとウルを守ってたんだなって…。ラファエロに対して言っていたのは「ウル(のダンピールだという秘密)を守れ」だと思っていたけど、もっとそのままの意味だった。TRUMP見返そう…。

ゲルハルトの貴族貴族した感じとはまた違う(というかラスボス感ある)コートさばき素晴らしかった。マルコが出て来る直前の、上手側に座る時にバサァッて一周きれいに回すの毎回決まってて最高。

ゲルハルト・フラ(三浦涼介

りょんくんオーズファイナル大阪公演に出演されてなかったので、生で見たの初めてだったんですよ!オーズもう7年くらい前のはずなのに、益々美しさに磨きがかかっていた…。
最前下手の時、ダリにそっぽ向いてるゲルハルトが目の前にいてうわー美しい…って圧倒されたり、マルコに踏まれてるのも目の前でうわー眼福…ってそういうことばかり気になってたんだけど、殺陣はフェンシングスタイルで思ったよりも激しく、まるでドレスのようなコートから覗く足は勿論スラックス履いてるし革靴のサイズも大きくて、うわ男性だ…!!ってそのギャップにやられた。レースの手袋と袖のフリルでごまかされているけど手も大きい。声も低い。ちょっと女々しいところはあったけど、その行動力とダリのピンチに颯爽と現れるヒーローっぷりに、「かっこいい…!!」ってなった。ダリと逆パターンですね。奥さん失って闇落ちしてしまうのかと思ったら強かった。

あと今作の「トゥルー…オブ…ヴァンプ!」担当。めっちゃ力強い。星に手を伸ばすポーズもしてた。あまりに美しさが限界突破してて、オペラで見たら目が潰れるかと思った。
そして守護者担当でもありますね…どんだけ重要な役を担ってるんだ…いくらなんでも守れなかったのが早すぎて、乾いた笑いが漏れちゃったわ…。あちこちで言われているけど、「マリアとフラ家を守る」でアンジェリコがカウント外なのはわざとだったのか無意識だったのか…無意識であってほしいようなそれもそれで悲しいような。

グランギニョルを終わらせたのは彼の一刀だったけど、あのあと後ろでずっとうずくまっているんですよね。顔も伏せてて表情がわからない。どの回だったかで暗転直前に顔上げたような気がしたけど。ダリとフリーダやりとりを見ていないんだよな…見れないか…。でもこの事件がきっかけでダリと決裂したわけでないのはすごい。ふたりとも大人だな…。

りょんくん、ミュージカルで見たいなって思ってたので1789前向きに検討しよ。ロベスピエール

マルコ・ヴァニタス(栗山航)

名字がヴァニタスなのを本編で初めて聞いて、えっなにそれ絶対ワケアリやんって思ったら案の定だった。そもそも栗山さんをキャスティングしてる時点で只者のわけなかったよ黄金騎士!!闇を照らす者は7話がトラウマ過ぎてそこから見れてません。見たい。再演の真田十勇士を見れていないので、生では初見です。

というかTRUMPシリーズにおいて、舞台袖から「うわーー!!」って感じで飛び込んできて「イタタ…」って言うてるやつに怪しくないやつなんかいない!ので、初登場時はともかく黒薔薇館で飛び込んできた時に黒幕確信しました。末満さんわざとだろ。最初の足ひっかかってるの目の前で見れたんですけど、マジでひっかけてあってちょっと感動した。あのコケ方すごい。

殺陣のすごさは勿論、声色や表情の使い分けがよかったなぁ。一瞬だけ出てくる「ウル」、とても優しい声だった。その分見た目を没個性にしてる感じ?かな。大勢の殺陣の時たまに見失ってた。

デリコ家に作戦本部置かれたのが誤算とは言うけども、「本部はうちの下宿で…まぁ狭いからキュってなっちゃいますけど♥」って天丼しててその言い方で本当に本部移動させてくれると思ってたのか!?プレゼン頑張って!?
ヨハネス卿にイニシアチブ抵抗されてて、一瞬「ダンピールなのか…?」って思ったけどそんなことはなかったからあのパワープレイオヤジがすごいんですかね。

あぁ~ウルの父親だわこの人…って思ったところがあった(※忘れた)んだけど、アンジェリコ父親っぽい要素はそんなにないかなぁ。まぁ会ってもないか。一瞬だったけど、ウルの意識がある状態で我が子を抱けたのは…よかったね…。

アンリ・ガトー(藤木修)

知らない方だと思ってたら舞台「クレシダ」(放送で見た)で碓井さんともう一人の少年を演ってた方だった。今回も少年なんだな~今年30歳!?!?!ってめちゃくちゃびっくりした。メイクが濃いから顔はわからないにしても(とはいえ童顔だなぁと思う)、全身から発する少年オーラすごい。確かに背も高くないし対峙する春林がでかい(30cm差ってすさまじいな…)し衣装もダボッとしているけど…すごい…(語彙力がない)

あと声ですよ声。ボソボソとつぶやいているのにとても聞き取りやすい。ずっと声が小さかったから、その分ラストバトルでの慟哭がグサグサ刺さってきてつらかった…!
キキとオズとはなんだかんだ仲良しっぽくて可愛かった(言われてちゃんと正座してるの笑った)んだけど、バルラハの執着にもそこまで嫌そうな素振りがなかったのが謎。あれだけ死にたいと言っていたのに、死なせないと迫るバルラハを拒否らないんだな。それもイニシアチブによるものなのかな…。

オズ・ローナン(大久保祥太郎)

役が発表された時から何故かオズ君って呼んじゃうんですけど何ででしょう。大久保祥ちゃん、実は初見。ってか初見ばっかだな今回。11年ぶりの梅芸ってツイで言ってて、それつまり子役時代のレミゼ以来なのかなぁ。帝劇に立つ祥ちゃんが見たい。

SPECTERのサトクリフの弟だと事前に言われていたので、繭期の症状が予知だと聞いた時にグっと息を飲んだ。能力のタイプが似てる似てる。特に本編では兄弟がいることを示唆されなかったけど、これは今後どこかで爆弾落とされそうだな…。

ずっと自信なさそうに震えて泣いてたからこそ、最期がとてもかっこよかった。毎回泣かされた。僕はダメなんだ、ってのは自分の死ぬ未来が見えたのか、何も見えないからもう未来がないと気付いたのか。後者だとハリエットの死に様が見えなかったサトクリフを思い出すな。

黒薔薇館バトルの最後、マルコに向かってお辞儀してから去ってったのに気付いたんだけど、あれつまりそういうことだったんだな?細かい。動きの端々から祥ちゃんの器用さが伝わってきた。モノマネうますぎ。

キキ・ワトソン(田村芽実

予想の数倍テンションの高いキャラでびっくりした!みんなを愛するキキとみんな大嫌いなマリーゴールド、しゃべり方とかも完全に対極なんだなぁ。めいめいも初見です!初めてLILIUMを見た時に歌声に圧倒されて、カラオケで友人と「すごいね……」しか言えなかった記憶がある。めいめいが赤い帽子を被って帝劇のバリケードに立つ日を待っている。

ふわふわした真っ白な可愛い衣装だけど足元コンバースなのが一周回って可愛い。繭期三人共そうだけど、ラバー部分のライン消したりしないんだな…めちゃくちゃハイカットのコンバース…。

目の前のものがなんでも愛しいキキ、アンリもオズも、敵であるダリでさえも…ってそういえばバルラハとダミアンのことはどうだったんだろう…描写なかっただけで撫で回してたりするのかな。ダミアンめちゃくちゃ嫌がりそう。

子孫がマリーゴールドに繋がるのは正直全LILIUMファンが覚悟していたとは思うけど、やっぱり泣いたよね…!そこからのもう泣かないと決めたのピアノアレンジも最高すぎた…末満さんのめいめいへの信頼も見える。あれは彼女のための曲。

逃げる方向的にグレコに出会うかもしれないらしいですけど、繭期が抜ける前ならグレコのあの優柔不断なとこも愛してくれるだろうからグレコそのへんでコケて死ぬなよ!?

バルラハ・ベル(窪寺昭

人間なのをすぐ忘れるので、マルコにみんなが跪くシーンにいたっけ?ってよく見たら、跪かずに下手の袖から平然と出てきた。人間だったわ。

アンリへの極端な執着の理由がわからなくて、あのくらいの歳の子どもを亡くした親なのかなって思ってたんだけどやっぱりそのへん脚本で削られたそうで。惜しい。どうやら連載小説に出てくる組織ペンデュラムに所属しているそうなので、今後そっちで語られるかもしれないな。繭期の少年少女の脱走を唆して拉致して実験しているのかと思ったけど、SPECTERの繭期四人は普通に逃げてるしその辺も謎。

TRUMPそのものではなく不死に興味があるあたり、クラナッハと似ているようで似ていない。研究内容は素晴らしいと思いますよやり方がえげつないだけで。あんな危ない実験してるし、どっかからハンターの打ってる血清手に入れてそうだな…。

ダミアン・ストーン(日南田顕久)

バルラハと同じくあまりにバックボーンが語られなくて、今回の復讐のために急遽作られた使い捨てのダミアンコピーじゃないかって感想見かけてハッとしていたのだけど、ひなくんのブログで色々語られていた。元血盟警察官…それなのに警察官相手にあんなことしてたんだな…としんみりしたのにTRUMP界のユザワヤで噴いた。

派手な衣装やメイクがあまりにもピエロで(あの髪色は歌麿の追うダミアンじゃないよっていう示唆の為でもあっただろうけど)、バルラハの実験にゾッとすると言ったところで「あっこの人実はいい人だ」って思ってたので元警察官なのめっちゃわかる。

ヒャッハーしてる時の声がすごく好き。あと殺陣やアクションに関してはさすがの一言。あれだけごちゃついた衣装で仮面もしてるのにそれを感じさせない身軽さがよかったです。ゲームの中ボス感。

歌麿(松浦司)・李春林(東啓介

これだけ別記事作ろうかと散々迷ったけど逆にまとめました。
一個前の記事でも言ってるけどわたしシリーズの中だとSPECTERが一番好きで、ハンター組がめちゃくちゃ好きなんですよ…。なので、グランギニョルやるよ!デリコ家の話だよ!って言われた時に真っ先に「歌麿出ます!?!?」って大騒ぎしていた。あの萬里に「石舟よりマシ」と言わしめた歌麿は一体どんなやつなんだって考えまくったし、できればにSPECTER出てないPatch四期の誰かがいいな~って勝手に思っていたらワタナベなのは合ってた。NU版もR萬里の大塚さんがワタナベだし、D2版は言わずもがなだし、ハンターのナベ率がすごい。松浦さんもとんちゃん(刀ステ初演ライビュは見た)も初見なんだけど、とんちゃんはPatchの納谷くんとペアのブロマイドが出てたために見てないのにうちにブロマイドがちょっとだけある。

結果的にどちらのキャラも予想と違っててあっそういう方向性!?と驚きつつも、一定のオタクがめちゃくちゃ好きなやつでダメですねあれ。わたしは初見が東京の二階席だったのでまだマシだったんですけど、大阪で前方列で一緒に見た友人が終演後に完全に語彙力を失いながらブロマイド買ってて笑いました。ツイ上でも大人気な印象だけど、行き過ぎた発言は鍵ついてるとこでやりましょうね?

歌麿のツンツン頭の少年漫画キャラ感すごく好きだし、わたしはそもそも侍が大好きなんですよ…TRUMPシリーズで日本刀殺陣が見れるとは思ってなかったありがとう…。
そして春林のズルさったらないですね。衣装といい髪型といい性格といいズルいわー。腰の位置が高すぎてスーの田中さんの肩くらいまであるの目の錯覚かと思う。

例の主従逆転イニシアチブ(語感が椎名林檎)とかそれぞれのバックボーンとかSPECTERハンターズとの関わりとか、あまりに燃料(この言い方が完全にオタク)が多すぎて全く消化できないので、やっぱ感想とは別に考察を混ぜた雑感でも書こうと思います。大楽日替わりの「私はできる子ダンピール!」が地味に刺さり続けててちょっとつらい。あと石舟のその後がつらいと同時に最高。

スー・オールセン(田中真琴)

一挙一動一投足可愛くて震えてた。声も可愛い…なにこの子すごい…末満さん原石見つけるのうますぎない…?
黒髪ショートカットで影のある表情や大きなリボンがまるでNU版のソフィのようであり、ケープがリリーやスノウのようでもあるけども彼女はウルの母。その辺の混ざり具合が好き。

もっとおどおどしているキャラかと思っていたらダリに対して強い強い。ハンスや歌麿に対しても強気。デリコ家に作戦本部があることによってウル(父)が猫被りまくってる(上に中身はほぼダミアン)様子を見続けていたけどもどういう心境だったんだろう…恋人が椅子にされてる姿はちょっと見たくないよな…笑

スー自身にはそこまで復讐心はなかったようだけど、スパイもちゃんとしてるしお腹の子の父親を隠し続けたのは全てはウルのため、でいいのかな…。もう復讐なんてやめようと、まだウルの意識があるうちに提案はできなかったのか。幸せになってほしかった…。

日替わり、チャラ男からのチャラホストめっちゃ笑いました。舞台二作目だそうなのにアドリブにも対応できるのすごいな…またどこかで拝見したい。両手を下に下ろす礼の仕方が可愛い。

フリーダ・デリコ(愛加あゆ)

オールメイルでない限りどんな舞台を観に行っても必ず一人は宝塚OGの方がおられるのですが、んまー立ち姿も所作も歌声も美しいこと…。
フリーダ様(絶対様を付けてしまう)スーとはまた違う「母」としての強さもあり、乙女でもあった。「幸せであろうと努力しているわ」って、そうそう言える言葉じゃない。お腹の子の父親を尋ねる時の声が震えていて少し涙ぐんでいるのに毎回もらい泣きしかけてた。でも父親がダリなら私の子でもあるって言えてしまうんだよなぁ…強い…ダリちゃんそんなフリーダ様の強さに甘えてるとこない?

状況的には悲劇的だったけど、愛する夫を手にかけることなく夫に殺されるわけでもなく、きちんと腕の中で眠れたのは幸いだったかな…。状況と台詞がSPECTERのシャドを思い出してしまってたのであれに比べるとめちゃくちゃマシ…シャド…。
そういえばゲルハルトとの対面シーンは最期だけだったんですね。あの二人だとどういう会話するのかめっちゃ気になる。

歌姫もとても良かったですね。あの場面はシーン的にも拍手があるのは別におかしくないのだけど、ナンバーが終わった後にワッと拍手するのが宝塚の、というかミュージカルの文化でいいなぁって思った。子守唄のあとも拍手したかったしハンターが最後に去っていくのも拍手で送りたかった。

ジャック・ブレア(服部武雄

旧芸名服部翼さん、ももいろゴタイローの黄色い子。懐かしいな戦国鍋…(LIVEとかめっちゃ行った)っていうか武雄と書いてむお、本名だそうでびっくりだ。強そう。そういえばナルステ初演でも見てました。

末満作品におけるおかっぱ要員であり賑やかし。もうちょい落ち着いた髪色に出来ただろうにあえてあの蛍光オレンジなのはこだわりなのかな。ダミアンが敵側のピエロならジャックが味方側(?)のピエロ。いまいち行動原理が読めない子ではあったんですけど、基本的にはスクープが欲しいのか?でも記者は表の顔で実際は情報屋みたいなもんだしな…スーを引き渡して欲しいってのが特に謎なんだけどあれはどこか(血盟議会?)に頼まれてたの…?DVD出たらちゃんと確認したい。

めちゃくちゃ喋るしテンポもいいけど、声色がコロコロ変わるから恐ろしいような感じもする。これからもゲルハルトと仲良くしててほしい。

情報屋黒猫(菊池祐太)

情報屋という怪しい肩書、ピースピットにおける「猫」、そして何より初演ソフィウルキャストということで界隈がざわざわしまくってたんだけど、予想外のあっさりした死にびっくり。でも、フォロワさんの↓

 この説は有り得るなぁって。あくまで演出的な話だけど。菊池さんの終演後のブログとても良かったです。
猫耳帽子可愛かったしセットの上段から飛び降りるのあっさりやってたけどすごかった。「春林の旦那」って呼び方がツボ。歌麿と仲悪そうだったのは犬と猫だからか?って言われてて笑ったし納得してしまった。あの酒場行きたい…。

マルコの名前に反応してたのはどういう意味だったのだろう。ゲルハルトの部下時代の騒動を知っていたのか、一人を残して皆殺しにあったヴァニタス家の事件を思い出したのか。あの沈黙がなかったら怪しまれず殺されなかったのだろうか…無理かな…。

アンサンブルで色んな役をされていたけど、動きも声も特徴あるからすぐにわかる。警察の時の声を聞いてステーシーズ見直したくなった。

ハンス・ベケット(池村匡紀)

クロムの方なら去年見たぞーどれだーって翼クチのパンフ引っ張り出したけど全く思い出せなかった。常滑川さんの仲間の人…どれ…。

色んな日替わり自分でもするしぶつけられるしで、かなり柔軟でないと出来ない役だったなー器用な方だ。どんどんエスカレートしていくマルコへの舌打ちや、ジャックにちょっかいかけられるの毎回めっちゃ笑った。「ホァッ」って声が妙に癖になる。大楽のアドリブを無茶振りで返されてけちょんけちょんにされてて不憫だった笑

かなりあっさり(しかも歌麿に)殺されてたけどあの状況だとしょうがないか…ほんとにモブくらいには役に立つだろうレベルだった…。あとで改めてダリにしっかり弔われてほしい。ドアはきちんと確認して開けようね。

レイン・マクミラン(吉田邑樹)

ナイスな眼鏡をありがとう!!あっさりしたきれいな顔立ちとバレエ的なダンス(殺陣もめっちゃクルクル回っていた)が印象的だったので、黒薔薇館のダンサー時も繭期の少年時もずっと目で追ってしまった。少年の時、胸元やインナーに黒が混ざっていたのでうわ絶対ダンピールだ!って思ったし、腰についてるソフトチュールがふわふわしていて可愛かった。目の前で見た時に膝下にいっぱいカシメついてるのに気付いたり、何だかめっちゃ衣装を見てたな…。

ヨハネス卿のイカサマ手伝うし、ダーリちゃんって普通のトーンで呼ぶし、真面目眼鏡と見せかけて融通のきく眼鏡だった。血盟議会の中で眼鏡が本体とか言われてそう。

スー達を助けに来たのがヒーローショー過ぎてめっちゃテンション上がったんだけど、後半繭期の少年になってるせいで全然出てこないんですよねレイン中級議員…。殺されてないかヒヤっとしたけど生きてた。ヨハネス卿に指示されて全然違う仕事してたってことにしておこう…。

 ヨハネス・ヴラド(陰山泰

漢字を確認しようとパンフ見て気付いたんですけど、一昨年の推し舞台に出てはった…!案外初見ばかりではなかったんだな。

ビジュアルから感じた厳格そう怖そうっていうイメージが開幕すぐに打ち砕かれたのには笑った。お茶目だ…妊婦さんの扱いには詳しくない貴族…。
イニシアチブに対抗してたのはさすがヴラドの血を引く者だなって思ったんだけど、パワープレイオヤジとか言われてたからただ力でゴリ押ししただけかもしれない…グランギニョル全体的に力でねじ伏せる人多くない…?

部下(しかも潜入した原初信仰者)にイニシアチブ取られるって大失態にもほどがあると思うんだけど、議会を辞めたり死ななかったことが意外だった。でも最後にあの二人をヴラド機関に任命できるのはこの人だけだな…。この段階ではお父さんが長官らしいんだけど何歳なんだヨハネス父!

アンサンブル(後藤菊之介・早川一矢・若倉颯大・佐々木梨乃)

はっきりした役名がないのでまとめてですいません。後藤さんはレインの吉田さんとだいたい一緒に重要な役をされてたのだけど、思い返すとめっちゃ噛まれてるな後藤さん…笑 イニシアチブの重複で強くなる繭期の少年の身のこなしめちゃくちゃすごかった。

佐々木さんはマリアも勿論だけど、開幕一番に走り込んでくる繭期の少年が可愛い。ズボンだったし少年でいいんよね?繭期少年少女失踪事件というわりに少女がキキしかいない。早川さん若倉さん(すいませんどっちがどっちかの見分けはつかなかった!)と三人ワタナベの専門生ということで、今後の活躍を期待しています!

 

これで全員ですかね。確認したはずだけどお名前間違いとかあったら教えてください。
ハンター組関連やイニシアチブ、ダンピールについてのあれこれ考察をしたいので、思いついた時に雑感を投げたい。

東京に遠征した甲斐もあったし、大楽も見れて思う存分繭期に浸れました。12月にDVD出るの早いね?
最終的には末満さんのスケジュール次第だろうけど、COCOONも近いうちに見れそうな予感がするので楽しみです。あとペンデュラムの続きを!ください!!!

 

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わたしの繭期の症状は電車を乗り過ごすことなんだけど、今回大阪公演で友人らとはしゃぎすぎて終電をのがしてから気付くというアホなことをしました。時計が全く読めなくなっていた(※シラフ)ので繭期こわい…。(友人の家に泊まりましたその節はありがとう)

という話を次の日にしたら、繭期の民みんな大なり小なり忘れ物や落とし物をしまくっていたのでだいぶ笑った。みんな、交通事故とかには気をつけよう。