何はともあれ相葉アンジョルラス。『レ・ミゼラブル』6/13マチネ
レミゼ日本公演30周年スペシャルウィーク!
スペシャルカテコって何をするのかよくわからないし、そもそも東京だけだし、平日の14時開演限定だし、行けるかーい!って諦めていた。ら、花髑髏の千秋楽と時期が見事に被っていた。えっ行けるやん、って東京滞在を軽率に一日伸ばした。
運命かよ、というくらいうまいこと見たいキャストも揃っていたので6/13(火)マチネを観劇。キャストについては後々。
レミゼを見るのは、2015年の大阪公演以来まだ二回目というどどどどニワカです。それまで海外ミュージカルには興味がなかったんだけど、2015年は年明けに『メンフィス』にハマって「耕史さんが過去に出てたミュージカルが見てみたいイヤー」だったので(何じゃそら)(他にはRENTを見た)。あと岸祐二さん(私の中では未だに猿顔の一般市民)が歌っているところを見たかったのと、メンフィスで見た吉原光夫さんもキャストにいたからというふわふわしたきっかけ。岸ジャベと吉原バル。
『レ・ミゼラブル』6/13(火)マチネ
事務所を何度か移籍したり名前の漢字が変わったりと、詳しいことは何も知らないけども大変そうだと思っていた。最近はミュージカルに出てると聞いていたので、帝劇にも何度か立っているんだと思ってたら(勝手にスカピンが帝劇だと勘違いしてた)今回が初帝劇だそうで。すげぇなほんと…。
アンジョルラスとマリウスが最初に出てくる場面、街中だからセットも人もごちゃごちゃしているので見づらいのだけど、相葉アンジョあきらかに顔ちっちゃ!背高っ!そのあとカフェで奥の壁にもたれかかって隣のメガネ(後にそれがコンブフェールだと知る バオレルです。)に話しかけてるアンジョ、足なっっっっが!!ほっそ!!!でも上半身が大きい!あれ本当に相葉裕樹!?
そんな感じでひたすらビジュアルに圧倒されて目を奪われてしまったところで、歌い出すアンジョ。声は確かに相葉さんなんだけど、記憶より数倍太くて安定していて伸びやか。歌詞も聞き取りやすい。学生たちに語りかける声と力強い眼差しが、とてもアンジョルラスだった。マリウスじゃない。でもちょっとマリウスでも見たい(本音)
相葉アンジョルラスかっこよすぎて震えている…発表された時はマリウスじゃない?ってあんなに言ってたけどアンジョルラスだわ…革命起こせるわ…(成功するかは置いといて)
— 為奈(いな) (@owl_sunflower) 2017年6月13日
あとスタイル良すぎて二度見した。足がひたすら長い。
ファンというわけでもなかったわたしでこうなんだから、相葉推しの方々は息をしてるんだろうか…わたしが見つけられてないだけで「推しが帝劇0番に立った」みたいなはてブロを書いた後に死んでない?大丈夫?そういうブログ読みたい。
前述したけど2015年公演って目当てが岸ジャベと吉原バルだったので、あまり学生たちに注目してなかったんですよ。バリケード戦も、いっぱい若者が死んでいくことに対して悲惨だなとは思ってたくらいで。でも今回アンジョを注視してたせいで、学生たちの仲の良さとか関係性が見えちゃってもーーダメだった…めちゃめちゃ泣けた…。でもやっぱり誰が誰かは曖昧なので、大阪公演見るまでにちゃんと学生たちのこと勉強しようって決心しました。
あと今回もガブの最期が素晴らしかったな…演出が今と昔で違うとはいえ、あの大きな舞台でソロを歌いながらスポットライトの下で絶命する、10歳余りでそんな経験してしまったらもう普通の生活には戻れないだろって思う。自分より一回り近く年上の推しの10歳の頃に思いを馳せるってとても変な気分。
若手役者とかでも、ガブローシュ経験者だと無条件で応援してしまいます。
アンジョ以外のこともさらっと。
吉原ジャベ、背が高いので威圧感がマシマシで怖い。父性溢れるヤンバルよりも普通に強そうなんだけども、勝てないんだな…。大阪で吉原バル見るの楽しみ。
田村マリ、以前見た舞台TRUMPはストレートだったのだけど、歌うように台詞を言うなーと思っていたので今回あまりに違和感がなくてスッと心に入ってきた。ミューで見るの初めてのはずなのに。しかし革命できなさそう感がダントツである。
森マダム、圧がやばい、貫禄がやばい、声もやばい。さすがだわ…見れてよかった…。カテコでMCをやってらして、歴代キャストと楽しそうに当時の話をしていたのが印象的。
小南コゼと松原エポ、どうやらわたし大阪でもこの二人を見るらしいのでまたその時に感想書きたい。松原さんの声好きだな~。
KENTAROテナ、声がハスキーというかなんか不思議な感じになってたけどデフォなんだろうか。森マダムとの体格差は一番なのかなー並ぶとすごかった。
知念ファンテ、なんか結構強そうなファンテだなって思ったのでどんどん衰弱していく姿が痛々しかった…。
前回観たのがソワレだったので、カテコに子役三人がいるのを今回初めて見た。めちゃくちゃかわいい…大人と大人の間で捕らわれた宇宙人みたいになってる子役たちめちゃくちゃかわいい…。
で、スペシャルカテコなんですが
歴代キャストにはちっっとも詳しくないわたしでも、さすがに新妻聖子さんのオン・マイ・オウンには鳥肌が止まらず。こんな簡単に聞けていいのかこれ…通常チケ代+1000円のレベルじゃねーぞ…!ジャベール4人によるスターズも素晴らしかったし。WE版マリウスのロブ・ハウチェンさんの、見た目からして圧倒的マリウスみ。
特オタ的に、菊地美香さん・藤田玲さんと特撮キャストもいて嬉しかった。美香ちゃん相変わらず小さくてかわいい!
こんなドドドにわかが観ていいものだったのだろうかスペシャルウィーク…と思わなくもないんですが、ほんっっとうに楽しかった!三日間の観劇遠征の〆として最高の舞台でした。
次は大阪で見れるのを楽しみにしてます!
余談。
帰りの新幹線とか通勤中にABC友の会のことを調べていて「うわぁ…沼だ…」って思った。夢や希望や信念を持った若者たちが打ち砕かれていくの大好き(白虎隊とか新選組とか)なので…。相葉アンジョの感想を検索した時にやたら見かけた「天使」「大理石」の意味がわかってめっちゃ笑った。原作まで気になってしまったやないか。っていうか全体的に学生萌えは原作に詰まってるんですねなるほど。
前から「レミゼはよくわからんけど学生たちが人気らしい」みたいなイメージがあったのですが、カタカナ人名を覚えるのが苦手で世界史がからっきしダメなのであまり調べたりしてなかったんですよね。それが今になってとりあえずキャラ名と特徴くらいは覚えたので、やっぱり勉強には興味が最強だなと。ついでに1789にまで興味出てきた…せっかく再演あるし行けたらいいなぁ。
余談2。
特オタ的にニヤッときた岸ジャベ&相葉アンジョ
— 結城 沙羅 (@ARIA0307) 2017年6月16日
・岸ジャベ「昔は俺も戦った」で相葉アンジョを見る
・岸ジャベ偵察後の帰還で手を取り、腕相撲のようにグッと握り合う
・情報を伝える時に岸ジャベの隣に相葉アンジョもどっかりと座る