ぼちぼち観察記録

見た舞台の感想やオススメや自分語り。関西小劇場と推しさんとミュージカル。

アワベビ初日感想

(10/13)加筆修正しないとか言ってたけど、記事タイトルがややこしくなりそうなのでそこだけ変えました。

 

これの感想を書くためにはてブロ始めたと言っても過言ではない。いやマジで。

明日の千秋楽も見に行くのでそれ終わってからにしようと思ってたんだけど、思うところがありすぎたので折角だから一回見た状態の感想も残しとく。大楽終わったら、またはパンフ(←本番に間に合わずまさかの会場予約って!)読んだら視点が変わるかもしれないし。

あらすじ、登場人物等は公式ページ参照。

三好大貴プロデュース〈Building〉

以下、帰りの電車でメモってた率直な感想。話の順番バッラバラです。

 

とりあえず、誰でもいいから光樹を殴れよ!!!

話ぐちゃぐちゃになりだしたとこらへんからずっと胃のあたりが気持ち悪くて、何で誰も殴らないんだろうってずっと思いながら見てた。采花はともかく寛也も和季も殴れよ殴っても誰も怒らないわ。もしそれで光樹が怒るならその時点で見捨てるべき。途中で和季が采花に包丁を向けるシーンがあるけど(話の流れとしては自然)、その包丁は寛也が光樹に向けるべきだろ。それができないのも寛也の優しさとか弱さなんだろうけど。

最初に寛也と采花が来た時、和季の誕生日だとわかって今日は(問い糺すのを)やめとこっか…?ってちょっと消極的だったのに、光樹がやんややんやプロポーズだのW挙式だの浮かれて(誤魔化すためかもしれないけど)たのを見て、二人ともイラっときて(今言ってやろうお前だけ幸せにしてたまるか)って思ったかもしれないの怖い。

部屋に来ていきなり光樹を殴って全部ぶちまけて、というわけでこの子は俺の子として育てるからって言って光樹と縁を切るくらいの気概が寛也にあればなー無理だよなー

記憶違いだったら申し訳ないけど、采花が妊娠したって言った時に光樹が最初(でなくてもかなり早いうちに)「何ヵ月?」って聞いたのがもうきっもちわるい。そりゃ一般的に聞くことだけど、寛也に出張じゃなかったっけ?って確認したり、何ヵ月?って聞いたあとに一回濁したり…どちらにしろあの二人が揃って来た時点でまさか、って思ってそう。あんなに人の話聞かずにあれこれ自分の話をして引き伸ばしてたのも、後ろめたいことがあるからっぽくて。

光樹が時折寛也のことをめっちゃ冷たい目で見てる時があって、なんでこいつこんなクズなんだろ…?ってちょっと考えたけど、おそらく(勉強的な意味で)頭良くて、ああいうサプライズ演出とかしちゃうマメさがあって女子にモテて、今までそんなに大きな失敗をしないまま大人になったんだろうなーって思ったので今後改善の余地があるクズだな。クズには変わりない。ゼクシィ熟読しすぎて付箋だらけのボロボロにしてるあたり、和季と結婚したいのは本心だったってのは救いかな…?

一番まともっぽいのは和季だけども、何回浮気をされても光樹を許してしまうあたり絶対友達になりたくねぇ…光樹の提案をみんなが受け入れるところで、ずっと(和季逃げろー今なら間に合う逃げろーー)って心の中で応援してたけどそうはならなかった。将来和季のことだけを見てくれる素敵な年上の男性が現れてくれることを祈る。

最後のシーン、和季は向こう向いててそれを抱き締める光樹も客席に背中向ける形になってて、寛也も采花の顔の向こうに頭置いたから、四人の中で表情見えるのが采花だけになったのが印象的。

ずっと謝ってはいたし母としての覚悟がないわけじゃないんだろうけど、結局采花の心のうちがいまいちわからないまま終わった…ってことは冒頭のあれが本心かもなってゾッとした。ラストが冒頭につながらなかったから夢オチかイメージ的なものだと思ってたけど、全員の本心だとしたら。子どもを産みたくない采花、自分の子どもを愛したい寛也、子どもができれば光樹の心が離れないと信じたい和季、あたふたしている光樹…やっぱ光樹あかんな…?

もうとにかく光樹に腹立ち過ぎてずっと光樹の話をしてしまうのが悔しいけど、もしらんくんが光樹じゃなく寛也を演っていたとしたらわたしはずっと寛也可哀想って話をしているかもしれない。

明日は光樹以外の三人のことを見ようと思います。

 

◆その他気になったこと

・「和季(かずき)」が女で「光樹(みつき)」が男っていう、それ入れ替わってない?誤植?っていう違和感。漢字だけ見ると確かにちょっと女子っぽい「季」と男子っぽい「樹」だけども、舞台では耳でしか聞かないし。どっちもきで終わることもふくめてなんか意図があるのかな。パンフに書いてるかな。

エヴァの本とかよつばと全巻(多分)とか、そこはかとなく漫画好きっぽいけどオタクではないくらいのさじ加減好き。amazonのでっかい箱にちょっと笑ったし、二人で撮った写真とか海外の写真とか絵とかが飾ってあるリア充部屋なのにカレンダーが素朴。(マジで実家のやつと聞いて笑った)

・どのへんがどう実体験を元にしているのやら。

・リアルに近い話だから全員服も私服っぽいしメイクもあんまりしてないので、光樹と寛也の顔の濃さが違い過ぎたし、光樹が「すぐ浮気するクズだけどイケメンだから許される」って記号のキャラにはなってないの笑った。らんくんのすっぴん(という表現もあれだけど)好き。

・オンタマが101号室で、トウマの言う「上の階に住んでる女の人」が繋がってくるのかと思ったら今回202号室だったし、オンタマの脚本を見直したら「一人で住んでる人」だった。アフトーで「この(壁の)向こうに住んでる人なんですよね」って三好くんが言うてたのですっきりしました。Buildingスピンオフ見たい。

 

行ったのがオンタマメンバーアフタートーク回だったのですが、クッションを抱くナツミ二人がめちゃくちゃかわいかったのでオンタマの感想も書きたいなって思いました。以前書いたアンケートの焼き直しみたいな感じになるけど。

 

テスト

何かを見た後すぐに140字以内でつらつら書くのも楽しいし勢いがあって好きなんですけど、twitterはあとでたどるのがめんどくさい(twilog登録はしてます)のでとりあえず作りました。

DVD等の記録に残らない舞台を中心に感想書きたいです。

過去のブログに書いたやつをサルベージしたりするので、時系列もへったくれもないですがよければお付き合いください。

 

はてブロ、ぱっと見がシンプルだから投稿画面もシンプルなんだろうと思ったらほんとにそうだった。編集しやすそう。